2013年11月24日

時にはカワウも定置網にかかる

昨日は疲れ果ててしまって20時には就寝。そして今朝は5時半に起床。外気温がそこまで下がっているわけではないのだが、いつもより部屋が寒く感じる。支度をして集合し、カーシェアで稲敷の方まで移動する。Yさんが少し遅れ、到着に間に合うか不安を感じたのだが、予想以上に早く着きすぎてしまった。その分には困らないのでぶらぶらしていたところ、元やどけんのMさんに声をかけられる。久々に会ったが、私のことを覚えていた模様だ。
本日の漁師体験はお子さんの参加が多く、610は定置網の引き上げには不参加。その間Yさんが親御さんから借りているというデジタル一眼カメラを借りてその辺にいるオンブバッタとかコウラナメクジの撮影をして過ごしていた。


何だかでかいものがいるなあと思ったら、カワウではないか!どうやら、魚を追っていた時に網の中に迷い込んでしまい絶命したものらしい。やどけん的に興味深い逸品であったが、いったいどう処理されたのだろうか。


去年の体験では水揚げされなかったハクレン。つくばに来てから一度は実物を見てみたかったのでその願いがかなった形となったが、やはりでかい。もしかしたらこの程度のサイズはまだまだ小柄なのかもしれないが、それでも相当迫力のある魚だ。




水揚げされた魚は種類ごとに分けてから、個体数と重量を計測する。タナゴとかエビ、ワカサギといった特徴のある魚はソーティングも楽勝だが、モツゴとタモロコの違いが難しすぎてギブアップ。慣れている人にとっては朝飯前のようだが…

仕分けが終わってからお昼ご飯を頂くために貝塚のある施設まで移動する。調理に時間がかかるからといって展示施設に立ち寄ったのだが、ここで色々な説明を聞く。考古学とか地域の日本史の話はさっぱり分からなかったのだが、貝塚の中から僅かながらも動物の骨が出土されていて気にかかった。
昼食では先ほど水揚げされたワカサギやテナガエビ、それから参加者の方が大量に持ってきた本物のシシャモ、サツマイモ、それからその辺で取ったセリのてんぷらを頂く。この場でMさんと少しお話をしたのだが、うむ、10月の漁師体験が中止になっていなければ、この場でさかなくんとの邂逅もあったわけで、魚好きどうし色々なお話が展開されていた可能性を思うと何とも残念であった(Mさんはものすごく淡水魚に詳しく、色々なところで調査を行っている。残念ながら来年の4月からつくばではないところで院生生活を始めるらしい)。

シシャモとサツマイモをお土産に頂き、つくばへ帰る。移動にそんなに時間がかからないのはありがたいことである。あとは、移動することそのもののハードルが低くなればなお良いのだが…7時間45分、往復75キロの行程で5,625円もかかってしまうとなると、そう頻繁にカーシェアを使うわけにもいかない。
解散してから学内を経由して帰路に着いたのだが、これが失敗だった。ちょうどつくばマラソンのゴール地点に接近していた都合上、マラソン関係者以外は入り込んではいけない空気になっていたのだ。「ここはあなたたちランナーが走る経路である以前に、僕たち大学生の生活道路なんだ!」と叫びたい衝動に駆られるわけだが、こんな抗議をしたところで、何処までも不毛であろう。ただ、我が物顔で道路を横断するランナーや関係者の横柄にも見える態度は非常に不愉快なものである。今日という日を、まるで自分たちランナーのための記念日であるかのように、或いはこの場所を自分たちの聖地であるかのように錯覚していて、それに関係ない人たちを徹底的に排除するような様子に、とても罪深いものを感じたのだ。
このようなランナーの態度も好ましくないわけだが、三の矢宿舎に住んでいると更に困ったことに、彼らが走れば走るほど、宿舎から学内へ、或いは学外への移動が困難になるのだ。要するに、宿舎を囲む道路がコースになっているのだ。この宿舎住民の人権を無視するようなコース設定には悪意を感じずにはいられない。今まで、こうやってブログとか公にならないところで文句を言う人は多かったけれど、公式に苦情を言った人がいない(少ない)から、今日まで学内がコースに指定されているのだろうか。まあ610はもう関係なくなるわけだからどうなってもいいのだが…

~・~・~

土日ともやどけんの活動に捧げると結構疲れますねえ(おかしいなあ、610はもう職を追放され、名前だけは名簿にあるような存在のはずなのに…)。逼迫した課題が無いからこそできる芸当でしょう。まあ素晴らしい気分転換になったので、4日間へこたれずに過ごしていきたいものです。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)