2013年11月05日

虚無の中の虚無、全ては虚無である

さて、6時過ぎに居残った人たちを見送った後、7時半まで仮眠をとる。朝食やシャワー、洗濯や片づけを済ませて11時まで再度仮眠をとる。この時すでに脱力感に苛まれていたわけだが、前日準備から先ほどの二次会まで、余りに短期間に押し寄せてきた充実感が、一瞬で無に帰してしまったことに610の心も体も耐えられなかったようである。葬崩災が終わった時、綺麗に復元した部屋を出たとき、打ち上げで盛り上がっている時は全然寂しさとか「これで終わりだ…」という感じがしなかったのだが、誰もいなくなった部屋で静かに座っていると、言いようのない虚無感が襲ってくる。3日間ほぼフルに動いていたらいやでも疲れが出てしまうとは思うのだが、身体的な疲れだけでは説明できないような、心にぽっかりと穴が開いてしまったような何とも言えない気分になってしまった。

11時過ぎに部室に向かい、昨日持って帰れなかった私物や生き物を2回に分けて自宅へ輸送する。部室にいるときもまた言いようのない虚無感に苛まれ、もう自分の居場所が無くなったような気がしてなかなか現実を受け入れられない。というか、自分の居場所ではなくなろうとしている場所に、余りに自分が関与したものが放置され過ぎていて、これもまた悩み深い。

虚無の波はさらに610に打ち寄せる。実は昨日、カメ達を輸送していた時に、クサガメの姿が見えないことに気が付いた。部室に置き忘れてきたのだろうと思いたかったのだが、一度目の荷物輸送の帰り道、白線の上で潰れているカメの姿を発見してしまった。サイズと場所的に間違いなく私のクサガメである。何ということだろう、輸送中に自転車から落ちてしまったというのか…なんというか、虚無というよりかはいい加減に扱ったせいで死なせてしまった自分への怒りというか呆れというか、絶望感が襲ってくる。

とてもいい天気だというのに、宝篋山へ出かける気分もわかず、かといって部屋で論文を読むこともできず、頭の中の虚無感をブログに書き込むことで何とか現実逃避を測れているようなこの現状は何とも辛いものである。でも、今回は葬崩災そのものにはそこまで全力投球していたつもりはなかったのに、どうしてこんなになってしまったのだろう。やっぱり、自分がやどけんの会長という権力を失ってしまったからなのだろうか。それとも、権力の云々とは関係なしに、自分が今まで居心地良く過ごしてこられた場所を去らねばならないことが辛いからなのだろうか。

それも大きく関与していると思うが、昨晩の飲み会でいろいろと話したことがまた、もともと不安定な610の精神のぐらつきにさらに拍車をかけたようにも思えてならない。話の内容もそうだが、夜通し語り合ったことが思っている以上に夢のような体験であったらしい。話している時は内容を気にかけているので意識できないのだが、終わってみるとなんと素晴らしい時間だったことか、できればもっと話していたかった、などと思ってしまうのである。
610にとっては、大学の中で唯一気が置けない話ができるのがやどけんメンバーなのである。そうとは言っても普段は生き物の話しかしないようなものなのだが、数カ月に一回程度それ以外の話をマジメにするというのが、普段飲み会を毛嫌いしている610にとってはある意味でかけがえのないものでもある。なんというか、こういう人間臭い営みが不可欠であるかのように語るのは変な感じではあるのだが、お分かり頂けるだろうか。
この素晴らしい空間も、もしかしたらもう二度と得られないかもしれない。そう思うと、余計に空虚を感じてしまう。33Rのつながりも今やかなり稀になっている中、やどけんとのつながりも切れて行ってしまう可能性がある。Ой…


―ああ、ダメだなあ。某先生もおっしゃっていたように、感情を言葉で表そうとしたり、意味づけをしようとすると、途端に色あせてしまう!
610が感じた虚無感は、こんなものではないのだ!!

ただ、書いたことで少しは気持ちの切り替えができたようである。高校時代は文化祭が終わってから一週間くらい死にかかっていたのと比べると、よっぽど悪くなっていることだけは明白だが、落ち着いた気分で電顕バイトへ向かうことができそうだ。

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さて、明日は水曜日ですが月曜授業。サンスクリット、ヘブライ語ともに課題が無かったことが本当に救いでした。
やどけんミーティングは、さっそく次期会長さかなくんに指揮していただきましょう。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)