2013年09月02日

いざロシアへ!

本日はロシア大使館へ出向いてビザを受け取った後、日本円をルーブルとドルに換金したり、あるいはスーツケースをここにきて新調したりしました。


ビザは何事もなく受け取ることができました。


日本円からルーブルへの両替が、品川でできてしまうというのが何とも驚きです。レートはものすごく悪く、本当はやらない方がいいのですが、8000ルーブルも両替してしまいました。こう書くと大金のように感じられるかもしれませんが、日本円に直すと30000円を下回る額です。ひとまず、数日過ごす分には問題ないでしょう。
ちなみにドルの方も1200ドル両替しました。ちなみにロシアへ行くときは日本円をドルに換算して、現地でそれを更にルーブルに両替するのが一般的な方法で、クレジットカードを使えるならこんな手間をもスキップすることができるようです。610も一応クレジットを持って行ってみますが、その手法にあまりなじんでいないので、活用できないかもしれません。せめて盗まれないようにしないと…
今困っていることは、ドルに両替したときに100ドル札を多く手に入れてしまったことです。さすがに両替を拒絶されることは無いでしょうが、両替をするまでに盗まれないかどうか気がかりです。こういう不安から解放してくれるクレジットカードの力は絶大だなあと思いつつも、今一つメインに使う気にはなれません。

さてスーツケースですが、今まで北海道や大東諸島、あるいは針江に持ち込んでいた父親所有の巨大なものを使うつもりでいましたが、その巨大さゆえ預入の際に制限を受ける可能性に気が付きました。また、昆虫採集キットを殆ど持ち込まない今回、荷物にかなり余裕があることもあって、一回り小さいものを新調しようという運びになったのです。
さてYtowヨーカ堂で買い入れたものはサイズもちょうどよく、荷物の収まり具合も理想的で、しかも制限重量の20kgには4kg近く及びません。ロシアから帰ってくるときにお土産を買うだろうこと、日本から持ち込む雑多な食品を食べ尽くすだろうことを思うと、スーツケースのサイズに悩むことは無さそうです。

金銭面は下準備が過剰といえば過剰なのですが、しかし衣類に関してはかなり絞りました。3週間程度宿泊するというのに、2~3着の衣服しか持っていかないつもりです。こういう英断に踏み切れるのは、実は観音崎で2泊3日の泊りがけ博物館実習を行ってきた経験があるからです。現地の気候は、3~4月のつくば位と書きましたが、ちょうど去年行った8月の霧多布とか、2年前の9月に行った稚内とか、あのあたりの方がそれっぽいようです。つまり、20℃を超えることは無いし、晴れ間もごくわずか。夏用の作業服では、長袖であっても1枚では寒く、羽織るものが欲しい程度ですから、汗はかかないでしょう。610の衛生観念からすれば、下着以外は頻繁に洗わなくても良さそうです。

結局、準備や海外渡航の心構えとか注意点、留学生活といったことばかりに気を取られて、事前学習のようなものがほとんどできないままここまで来てしまいました。そういう不安から、今まで勉強してきたノートとか書類を、ずいぶん沢山持ち込みたくなっているのですが、これが本当に必要かどうかは疑問です。これらの道具は意志疎通の潤滑油にはなりそうですが、持って行っても参照しない可能性があります。その余裕がないかもしれないですね。重量的には全然問題はないのですが、紙類はそこそこ重さもスペースもとるので、こちらも選定すべきかなあ・・・
最上の解決策は、全ての知識を頭に入れることなのですがね(´Д`)

~・~・~

ということで、明日から3週間近くロシアへ語学研修に出かけます。研修にかかわる費用のほぼ全てを両親に支払ってもらっている以上、また生物学類生でありながら2年以上もロシア語の学習を続けている一つの集大成としても、何となく過ごすわけにはいきません。話し相手はロシア語のプロなのだから、言葉足らずでも意味を汲み取ってくれるでしょう。つまり、話さず黙っていてはいけないのであり、分かっていなくても何かしら声に出すことを心がけたいものです。
昆虫面では、ロシアのオサムシ(жужелица)をぜひとも採集したいものです。気候的にはまだ活動していることでしょう。ペテルブルク中心部の公園で見つかればベストですが、郊外まで足を運ぶ必要があるかもしれません。

不安なことは数えたらきりがありません。自己紹介くらいはできますが、何せ聞き取りが破壊的にできないのでコミュニケーションは大変でしょうね。それから、語学学校(手続きや授業)、お金(管理・支払い・ATM)、ホストファミリーとの関わり方、あるいはスリ、盗難、強盗、ネオナチ、悪徳警官、歩行者無視の自動車、日本では考えられないような危険に満ちていると聞きます。特に610は街中より郊外に行きたがり、人の少ない所で虫探しをしたいと思っているので余計なリスクが増えてしまいそうです。

そういうこともあって、現地ではぜひとも虫好き、散策好きな人と交友を結びたいものです。割合は日本以上に少ないでしょうが、ゼロではないはず。насекомыхと叫んでいれば、何かが起こるかもしれません。

というわけで、しばし日本を去ります。

※610の携帯電話は海外では使えません。基本的に、連絡は出来ないものだと思ってください。
しかし、タブレットを持ち込みますから、ひょっとしたら連絡を取ることが可能かもしれません。
610の学籍番号を知っている方ならそのアドレスへ、知らない方ならどこかに存在するtwitterのアカウントを見つけ出して連絡を投げてみてください。すぐ応答できないかもしれませんが、急を要する場合なら、何とかお答えします。
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Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)