2013年07月15日

解剖の狂者も匙を投げる

今朝は8時起床。部室に置いてあったウシと思われる骨を部屋に搬入したり、部屋の中に人を通せる状態にする。それから、来週から始まる菅平実習の経路をしらべる。610は前日まで博物館実習があるので実家から向かうわけだが、始発に近い列車を使うと、碓氷峠経由で割合簡単に上田まで出られることが判明。ただ、このコースで行くとすると115系を堪能する時間が極端に短くなってしまうので、おそらく中央東線ルートで行くことになるだろう。そうすると高尾から松本へ行くまでの216分は115系で旅する至福の時間となるのだが、どうやらこの区間には211系も投入されているらしい。これに乗車するのは避けたいのだが、運用が分からず、結局は運次第になってしまいそうだ…

さてお昼過ぎから我が家で解剖PARTYが挙行された。NamaさんがTOEICの試験会場に持ち込んだというハクビシンが完全に溶けきっていなかったので、先にアカマタを開くことにする。この個体は道路上で見つけたのだが傷一つ負っていない完品で、Dr.Kさんの手慣れたテクニックによって気管支と肺の構造がよく分かったり、頭骨と表皮をきれいに分離することができた。ちなみに、このアカマタはなんとキノボリトカゲを捕食していたらしく、その残骸が胃の中から見出された! 尾や四肢の先端部分はかなり形をとどめていて、見る人が見ると一発でキノボリだと分かるほどである。
骨格標本を作るには根気がいりそうなので、透明骨格標本に供される可能性が浮上。うまくいけば雙峰祭で展示できるかもしれず、何とも楽しみだ。

つぎにハクビシンに手を付けようとするが・・・外傷はもとより、内臓の腐敗がかなり進行しているらしい。皮をはいでいる時点で、脂肪がドロドロになっていたり、腹膜の下には黒っぽい何かが拡がっていたり、触診してみても内臓っぽい確証が得られなかったり… さすがの610でもこれを我が家で開くことに危機を感じ、全員の了承を得て近くに埋めることになった。一人で行うのはもとより、解剖の見学をしたい人も交えて解剖を行うのであれば、やはり状態の良いものを使うべきなのだろう。さすれば、状態のよい新鮮な死体を新たに見出す必要がありそうだ。

ハクビシンを埋める準備をしている間、Namaさんが新たな検体を持ち込んだ。出所を明らかにするのはこのご時世問題があるかもしれないので伏せるが―別に闇取引を行ったわけではないが―、ウシガエルを入手されたためにここで解剖し、筋肉部分は晩御飯のおかずにしたいとのことであった。3匹もいたので、2匹はつい先日基礎生物学実験でウシガエルの解剖を行った1年生に捌いてもらい、残りは610がいじることに。実験と違って内臓には目もくれず、皮を剥いで筋肉をそぎ落としていく作業は彼らには初めてのことだったろう。610も2月に子どもで標本を作ったのだが、肩甲骨とか脊柱の発達の具合がだいぶ違うことを実感。

さて、このPARTYでは哺乳類と鳥類の解剖を実施できなかったのだが、なかなか稀有なイベントになったことだろう。
個人的には、始めて自宅に招待したお客さんが解剖をして去って行ったというのは誇るべきことだと思っている(´Д`)

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さて、明日は授業があります。夏休みモードに入りかけている610にとってはいい気分転換になりそうです。  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)