2013年06月03日

実験動物を中心に回る世界

今朝は6時半起床。昨日は21時ごろには寝たというのに、まったく眠気が取れない! せっかくの貴重な朝の時間の大半が二度寝に費やされてしまう・・・

2限:分子進化学I
最尤法の説明。この授業で初めて意識が飛んでしまう。

3限:インド古典語初級A
サンスクリットの名詞は、すべてが語尾に共通性を持っているわけではない。その例外的な形で語尾が終わる名詞の曲用について学び、それから答え合わせを行う。
終了後、担当の先生に「サンスクリットぜひ続けてね(´Д`)」といわれてしまう。勿論しっかりやるつもりだが・・・

さて、空きコマを使ってつくば市役所に出向き、パスポートの更新を申請する。片道およそ30分、手続きは20分位で済んだので、ヘブライ語の空きコマを確保することができた。ニワトリの発生を見に行ってもいいのだが、イタリア語を受けるために途中で抜けるのも面倒なので、この時間はサンスクリットとヘブライ語の勉強をすることに。

6限:専門語学(伊語)B-1
ローマの休日、甘い生活、道という映画をそれぞれ少しずつ鑑賞する。

6限終了後、ニワトリの3日胚と11日胚の観察を始める。
3日胚は卵黄上でははっきり確認できたのだが、いざ顕微鏡観察を行おうとしたとき、胚を卵黄の海の中に落としてしまった。これを探すのに1時間くらい時間を取られてしまったのだが、何とかして発掘成功。ただし頭部の形態が損傷してしまってよく分からなくなってしまったが、それでも体節がはっきりと確認できたのは救いである。
それから11日胚の観察を始めるのだが、その前にいったん帰宅して夕食とシャワーを済ませる。成長した胚は外部形態の観察だけでなく、解剖して内部形態をじっくり観ることができる。要するに長丁場が予想されたので、観察が終わったらすぐ寝られる体制を整えておかないと、夜に弱い610は今週を乗り切れないのだ。
さて11日胚は一昨日観た9日胚よりも明らかに成長している。鳥肌が見えるのだ!
観察が終わったのは23時に差し掛かろうとした頃、既に610の他に観察をしている人もいなくなってしまった。誰もいない夜の実験室で一人生き物と対峙するのはとても心地の良いことなのだが、悲しいかなこの時間はあまり長く享受できない。いや、存分に堪能してもいいのだが、今日はまだ月曜日である。片づけをして、さっさと帰宅することに。

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明日は課題とか勉強をしっかり進めておきたいところです。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)