2013年05月30日

実験動物に見放されているのか?

今朝は7時起床。まあ就寝したのが3時頃だったので致し方ない。本日の過酷なスケジュールを乗り切るためには、化学武装するしかなさそうだ。専門英語の予習が前回より荒く、朝に確認する時間をあまり確保できないのは痛い・・・

1限:理論生態学
マメゾウムシに関する生データを使ってRでグラフを出したりする。

2限:専門語学(英語)CI
科学の方法についてのディスカッションを行う。今回は非常にクオリティの低い発言をしてしまい情けなくなったので、黙ってすごすよりはましだと思って心の平衡を保たねばならない。

3限:数理生物学I
正規分布に従わない標本の検定方法やノンパラメトリック検定について学ぶ。今までの授業に比べて、お話がなんとなく分かっているような気がしてきたのは統計の用語がなじんできたからだろうか。
今回も昼休みにカフェイン投与を行った効果が遺憾なく発揮された。

4~6限:発生生物学実験
タナゴの発生を観察したのだが、変化が起こっていると信じて観察していた卵はなんと未受精卵だった!
2時間近くも淡水の中でわずかな挙動を示す未受精卵を見続けいていたと思うとガッカリしてしまうが仕方ない。

また、各々のグループには5匹ずつメスのイモリがやってきていることになっていて、産卵するまで毎日ホルモン投与がなされているのだが、何となく我々のグループの中にはメスらしくないものが混じっていた。
何だかオスっぽいなあと思いながらも、卵を産んでくれることを願って注射を打ち続けていたのだが、別のグループの方から指摘がなされたことによってグループの中でもオス疑惑が強まり、解剖して正体を確かめる運びになった。精巣こそはっきり確認できなかったものの、卵巣がどこにもないことでオスのコンタミはほぼ間違いない結果となった。
このイモリは何とも波乱な晩年を過ごしてしまったことになるが、彼の死を無駄にしてはいけない!

~・~・~

そして明日の午前中は再び被験バイトに出向きます。寝てはいけないのですが、果たして・・・  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)