2012年12月14日

夕やけこやけでまた明日

昨日載せるべきであった、逸郎先生の名言をあろうことか載せ忘れてしまった!Ой какой же был скандал!
というわけでひとまずここにて紹介しておきます。
年は自分で取るものではなくて人から与えられるもの

今朝は6時10分起床(と同時に本日の最低気温-5.2℃を観測)。寝坊が慢性化している・・・

科博バイト
最初にトンボの標本にラベルをつけ、以降はひたすらFITで得られた甲虫、とくにキクイムシのマウントに明け暮れる。今回は絆創膏を持ち込んだため指を痛めて作業効率が下がることはなかったのだが、キクイムシは非常にマウントしづらい形態をしているのでサクサクと進めていくことはできない。7時間半かけて400個体位しか標本箱に収められないのである。
これだけ時間をかけてこれしか作れないのか! とお思いの方もいらすであろう。もちろん手際の悪い無能な610の限界が露呈している可能性を否定しないが、これが如何に時間を取られ巣作業であるか、文面だけで伝えるのは至難の業である。
ちなみに、作業工程はおおよそ以下のとおりである。

1.エタノールから出された無数の標本を前にする
2.マウントする標本を一つ選びひっくり返す
3.台紙の先端にボンドをちょいとつける
4.ひっくり返した標本に台紙を近づけ、くっつける
5.台紙にくっついた標本を起こし、虫ピンを指す
6.これを20~30個ストックする
7.ストックしたものを標本箱に移す。この時、平均台を使って一つ一つ高さを揃える

1.から7.まですんなりいくことは稀で、大抵このどこかで標本が台紙から落ちたり、虫ピンがほんのちょっと揺らいで標本がどこかへ飛んで行く。絆創膏をしているとはいえ、指が疲れる。数ミリのちび虫に神経を注ぐので、目も肩も凝る。

とはいえ、作業中ボスの先生がごくたまに様子見に来るとき以外、広い作業室には610ただ一人。静まり返った中標本作りに没頭でき、実に至福である。暖房の音しか聞こえない中、筑波山と宝篋山のパノラマを眺めながら食べるおにぎりのうまさは言いようもない。

6限 博物館教育基礎論
ロ作文対策。

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明日はおよそ1か月ぶりにどこにも行く用事がありません。ここで菌類レポートを始め大半の課題にけりをつけておきたいです。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)