2012年11月25日

並ぶ友と交わす杯

早く人類学のレポートを洗練させねばいけないのに、気がつけばこんな動画に感動している始末…

カカトアルキの存在を彷彿とさせる荒涼なカラハリの様子、そしてコイサン語族にしか存在しないクリック音とその表記・・・
こんなにクリックが頻繁に登場してなおかつ表記が鮮明な動画を初めて観たので、紹介せずにはいられない。
アフリカ最古の民族と考えられている彼らサン人が用いる言語・・・実に魅力的である。

さて今朝は7時起床。遂に氷点下を割り、最低気温は-1.6℃。宝篋山へはお昼頃行くことにし、人類学レポートを洗練していく。10時過ぎに図書館に出向き、昨日積みっぱなしで忘れていた本を回収、宿舎へ戻ろうとした矢先・・・



宿舎と大学をつなぐ大動脈はつくばマラソンのランナーたちによって見事につぶされてしまった。

さて、この間を何とか縫って部屋に戻り、宝篋山へ出向く。



モミジの色合いがいい感じである(宝篋山ではなく八坂神社で撮影)。



柿が私を誘惑する!



オオアオイトトンボと言えば枝にとまる姿ばかり目にしてきたが、このように石の上にべったり止まる姿を見たのは記憶にない。



アキアカネもまだまだ生き残っている。驚いたことに、尾つながりを1ペア目撃。氷点下まで冷え込んだ矢先だというのに・・・



草むらの中で鳴いている○○○○ササキリ。鳴き声だけで同定ができないのはまだまだ未熟な証拠…
※後程調べておきます。



コバネイナゴは、シーズンが遠ざかっていくにつれ、色褪せた個体をよく見かけるようになる気がする。



モンシロチョウやモンキチョウが弱々しくも飛び交っていたのを見ると、随分儚い気分になる。



宝篋山、紅葉の盛りなり。



池のほとりから見ると見ごたえも2倍、それ以上に膨れ上がる。

部屋に戻って標本整理。長らく冷凍庫に入れておいた直翅類標本に手を付ける。はらわたを抜くのは面倒なだけでなく、あまりいい気分になれないのでバッタ類はなるべくストックをためない方が良いなあと実感。
そのついでに、多数の乾燥標本を発掘。今年中にはマウントしてしまいたいが、まとまった時間は中々確保できなさそうだ(スケジュールを見る限り、12/15まで余裕が無い)。
それから急いでブログに写真をあげ(解説が雑な理由は後述)、東京へ出る支度を整える。金銭面と外の寒さを考慮すると、行きも帰りも高速バスを使うのが最も合理的であるという結論に至ったのだが、TXを利用するよりも時間がかかるため、今日の様に大寝坊をしつつ予定通りの行動をしようとすると、必然的にブログをいじる時間が減ってしまう。


・610、一週間ぶりの上京
つくば時間で生活していた610は、世間では3連休の終わりが告げられていたことをすっかり忘却していた。
常磐道は三郷JCTを先頭に40kmの渋滞を生じており、身動きのとれないバスの中で610は苦悶。集合時刻よりおよそ1時間早着する予定だったのだが、気がつけば57分の遅延。

・610、33R会にて酒を飲む
ちなみに、さわし柿作りのために購入したウォッカは保管場所の都合上冷凍庫に放り込んであるが、これをそのまま飲むとロシア人になった気分になれる。と言っても、実際飲む頻度は一週間に一度あるかないか、まとまった飲酒をするのは雙峰祭の打ち上げ以来となろう。
さて、1月の成人式以来にお目にかけたカンダタをはじめとした6人で居酒屋へ。日本酒を、ウォッカを飲む感覚でごくごくやったせいか随分早く酔いが回ってきたのだが、案外610は酒に弱いのではないか。
さてさて、今回もいろんなお話で盛り上がったのだが、一番の華はやはり幹事のじぇにえにの話題であろう。11歳上ですか・・・うふふ(´Д`)
店から追い出されてじぇにえにの買い物に付き合っていると、カンダタのケータイに着信が。誰かと思うとLeoではないか。
彼とも随分ご無沙汰しているので是非とも会いたいものだが、忙しいだろうなあ…

二次会には参加しないで22時前につくばっくを開始。高速バスに乗る際、ふとした葛藤に悩まされる。結果として、大多数の読者の反感を煽り、610に対する嫌悪を増幅させる判断を取ってしまったのだが、このことは多分後述しよう。

~・~・~

さて、明日明後日は原生生物学特講です。入試スケジュールの関係上、明日は長丁場が予想されます。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)