2012年07月07日

乱れそめにし我ならなくに

なんと819起床。昨日は昨日で23時過ぎまで寝付けず夜更かしをしてしまったのだが、徐々に体が「つくば時間」へ移行していっていることを実をもって体感。とりあえずいつもの水色作業着に着替えて出発。途中道草を食いながら目的地周辺に到着。数年前に来ればきっとモートンもいたであろう休耕田を見つけて入ってみたのだが・・・






ハラビロトンボは宝篋山でも見かけることができるが、ツマグロイナゴはkojeeeさんに案内してもらったハッチョウトンボのいる湿地で発見して以来の再会。

それらしき場所を発見したのはいいが、610の思惑に反していたので見送り、付近で良さそうな場所を探す戦略に転換。クロゲンが一か所でしか発生していないのかは分からないが、周辺の様子からすれば移動の障害は無さそうにも思える。
ある田んぼに目をやると、随分水が湛えられている。私有地に勝手に網を入れるのは本来避けねばいけないことなのだが、マツモムシ、シマゲンがサクサク入ってしまうことに驚愕、イネには手を出さないよう慎重に縁を探索。



短時間で信じがたいほどのシマゲンを始め、ガムシやミズカマキリも見つかる。惜しくも目的のクロゲンは見つけられなかったものの、これだけ水生昆虫が豊富ならばいてもおかしくない気もする。一回網を入れればシマゲンが1匹見つかるような状態に置かれるとテンションがかくも高まるのかと良い勉強になったが、今回は「収穫欲」を満たすのみにとどめ、ガムシ以外はすべてリリース。ガムシは♂であったこともあり連れて帰ることに。一瞬クロゲンなのかと焦ったのだが、それにしては大きく、しかものろかったので若干がっかりしたのだが、自転車で行ける範囲で見つかると分かって非常にうれしい。

今度は掘割を見つける。何故か周囲に誰もいないので「ここ入ってもいいですか?」と聞くことができない。そういうこともあってずかずかと入ってしまうのではあるが、いちおうこちらにはそれ相応の言い分を用意してある。今回は個人的な採集というよりかはサークルの名を背負った調査のつもりであって(腕章をつけているのもそういう理由)、この辺りの水生昆虫の動態を知りたいので調べており、その成果は雙峰祭で生体展示などの形で還元したいと考えている。本来は周りに誰も居なくても、近くの家に伺ってその旨伝えたうえで探しにかかるのがマナーだと思うのだが、ここもまた非常に状態がよろしくてそんなことを忘れてしまうくらい熱中してしまう。
こちらではゲンゴロウの絶対数こそ先ほどの水田には及ばないのだが、目を疑うほどたくさんのイトトンボの幼虫、大小さまざまなタイコウチの幼虫、ミズカマキリ、ガムシとおおよそこの辺りの水生昆虫をほぼ網羅しているような場所であった。発見したことが無いので何とも言えないが、時期によってはここでタガメが採れるのではないか。何となくいそうな雰囲気はある。網を入れれば必ず何かしらの虫が入っている場所に立ち会ったのはおそらく生まれて初めてのことで、ある程度の情報は仕入れたとはいえ自分の足で見つけ出した達成感も相まってか、何とも形容しがたい楽しさに酔いしれる。
繰り返しになるが、自転車で行ける範囲でこんなに水生昆虫が豊富な場所があることが分かって、今まで自分には縁のない世界がこれほど近くにあることが分かって、居ても立っても居られない嬉しさに我を忘れてしまった、とでも言えようか。ゲンゴロウなぞ、六郷に住んでいたころには京急線のガード下の水たまりにいるハイイロ、マメゲンゴロウしかおらず、田んぼも大田区には恐らく皆無であって、水辺で網を入れることなぞ、およそ空想の世界でしかなかったのだ。ところがつくばに引越してきて、宝篋山やここではそれが現実にあることが分かった。ここで冷静になっていられようか?

このように久々に陽気にはなったものの、このような恵まれた環境はほんのわずかしか残されていないこともまた事実である。ちょっと場所をずらすと、似たような場所だというのに「不吉な紅い何か」がひしめいている。だいたい彼らがいる場所には適応力の高い水生昆虫しかいないことになっているのでそういう場所では捜索を行わないことにしているのだが、先ほどの場所にはアメリカザリガニはいなかった。彼らの適応力からすればあの場所に住み着くのも楽チンだと思うのだが、なぜ進出しないのだろうか。610なりに仮説の一つは思い浮かぶのではあるが、それをここに記すと今日訪問した場所が特定されそうなので敢えて公開することはしない。ただ、そんな小難しいことではなく、色んなフィールドで観察を続けている人にとっては簡単に思いつくのではなかろうか。
結局お目当てのクロゲンは見つけられずじまいであったが、いる可能性は捨てきれない。ここまで来るのがたいそうしんどいのではあるが、通う意味は充分にありそうだ。

さて、盛り上がった後の帰り道は非常に辛い。行きと同様に向かい風の中を走る辛さ、どら焼きしか摂取していないためのエネルギー不足、そして日ごろの運動不足(宝篋山一往復など運動には入らない!)により、ヘロヘロになりながら帰宅。こんなに朦朧とするのは記憶の無いことで、まあこれも仕方ないことだろうなあとは思いつつ、ゲンゴロウ水槽に新たにガムシを入れるとキャパシティを越えそうに思えたので、「ガムシ水槽」の新設を決定、体力を回復させてからタヌキモを取りに向かう。



昨年同様キイトトンボを発見。とりあえずいることは分かったのだが、生憎採集道具を持ってきていない。そのうち捕まえておこう。



6月中旬あたりからそこらじゅうでよく見かけるこの花。らせん状に花を咲かせる様子から、なんとなくランの仲間なんじゃないかなと思っていなのだが、調べてみたらそのとおりで、ネジバナというそうだ。どことなく外来植物のような気もしていたのだが、百人一首に読まれている(別称もぢずりとして)ことから昔から日本に分布していたものらしい。しかし、去年はこんな花全く見た覚えがないのだが、なぜだろう・・・



そして水槽は3段になった。つくばにいる分ならこの程度の管理は問題ないのだが、実習や旅行で不在の時にはかなり面倒なことになる。今のところ帰省ついでに六郷でしばらく預かってもらう予定だが、それもそれで不安だからなあ…やどけん部室に置いておけたら最高だが、今のところ生き物たちは「私物」なので、誰かに管理を丸投げさせるのはどことなく抵抗がある。

~・~・~

さて、明日は宝篋山近辺を巡ってみようと思います。この辺りで「ガムシ」がいたら面白いのですが・・・  


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2012年07月06日

つかの間の休息

今日も730起床。早起きに対するモチベーションが…
学園祭関係の書類に再び目を通してから選択。作務衣と通常の洗濯ものを一緒の洗濯機に投入した結果、純白(?)のフェイスタオルは妙に赤茶け、その他色の薄いものは赤っぽく染まってしまった。すでに二度ほど単独で選択していたので色移りはしないだろうとの読みは浅はかであった。
やどけん夏旅行の届出をするべく、顧問のW先生の研究室へ赴く。それから届け出を済ませてやどけん部室でトラップの仕込みと標本整理を行う。



見た目としてはこんな感じのもので「ノムラホイホイ」を参考にして作ったつもりである。水生昆虫用のものは応用例であり、これがあればオサムシでもカブトムシでも何でも「生きたまま」採集できることが利点となっているのだが、今のところ水陸何カ所かで仕掛けては見たもののお目当てのものは引っかかっていない。水に入れると底まで沈んでしまって、ゲンゴロウたちがおぼれ死んでしまう可能性もあり、これはまだまだ改良の余地がある。仕掛ける場所が浅ければ良いのだが…
このトラップの最大の欠点は「かさばる」ことであって、道東の湿地に仕掛けまくりたいのはやまやまなのだが、持ち込むのが非常に億劫である。まあ一人では運べそうもないのでメンバーに分散してもらう予定だが、あえて黒塗りしなくても現地のゴミ捨て場で漁ったものを加工して使う強行手段もないわけではない。



恐らく5年以上は発泡スチロール版で展足中であった諸々の海外昆虫標本を1カ所に集約。過去にはコスタリカに向かった先輩がいて、ヘラクレスやプラチナコガネ等を採集してきたらしいのだが、どうしていつまでも乾かされたままだったのだろう。混沌としている部屋を片付けるためにも、貴重な標本を保存するためにもドイツ箱などに移しておきたいものだが、そう、空き箱は無いのだ。雙峰祭に備えて数箱ドイツ箱を購入する予定ではあるが、それとてしまっておく場所はないし、今は立て替えてしまうと旅行に参加できなくなるので100均のものをうまくやりくりしていくしかない。まあ、これはこれで610家の冷蔵庫に眠る標本の輸送を今回は優先してしまったのだが…

トラップの仕込みはTateさんにも手伝っていただき、およそ1時間半後に帰宅。6月中旬から昼食は茹でたそば、そうめん、冷麦だけで済ませることが多いが、今日もご多分に漏れずそばをすすったのちに水槽の水を換える。イモリ・カメ水槽は汚れも少なくあっという間に掃除が終わるのだが、ゲンゴロウ水槽は週に2回水替えをしなければならない程度に汚れるスピードは速い。



昨晩、ヤリイカを投入した際の様子である。水槽の入居者が多くなってから、餌の時間はなかなか見ごたえのあるものになった。



最近、シマゲンゴロウの可愛さを再発見したらしく、気がつけば彼らの動向ばかりを追っている。室内で好きなだけてみているのもまた一興ではあるが、宝篋山の田んぼでのんびり泳いでいる姿にかなうものはない。

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明日はあまり天気が良くなさそうですが、標本整理をしていた時に発見した情報を頼りにクロゲンゴロウを探しに行こうと考えています。そこだけでなく他の場所にもいきたいのですが…自転車だと疲れるだろうなあ…  


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2012年07月05日

ゲンゴロウのことで頭がいっぱい

730起床。まあ昨日はけっこう疲れていた上に就寝時刻が遅かったので仕方ない寝坊ではある。
ただ、水槽を見てみるとミズカマキリが管を残して消滅していたのは残念であった。犯虫はこの水槽の誰かなのだが、オタマジャクシといいアマガエルといい、たいてい跡形も残さず食い尽くしてしまう。

集中:海洋物質循環学I
本日は海の物質循環や気候変動、海洋酸性化についてのお話し。前半の内容は前日にやったものや5月の植物生態学と被っているものもあり少々退屈だったが、海洋酸性化の話は5月のものよりも詳しい話が聞けたのは良かった。

放課後:
夏休みに開催予定の33R旅行はいけない日程に決まりそうで残念。BBQはせめて行けるときに実施してもらいたいなあ…

~・~・~

明日からはしばらく夏休みらしく過ごすことができます。この時間を使ってつくば市内の池々を巡り、時にはトラップを仕掛けて水生昆虫の調査をしてみようかと考えているのですが、明日は休養というか、のんびり過ごしたいです。  続きを読む


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2012年07月04日

和装でいてもОчень жарко!

昨晩は議事録の誤変換などを直していたので就寝が23時を過ぎてしまう。そういえば議事録を取っている最中顔が非常に熱く、ああ自分は興奮しているなあと感じていたのだが、あれは多分、一人一人の発言をなるべく欠けることなく記録しようと必死になっていたからなのであろう。今回は音声データもあるようだが、さてそれと比べてどれほど正確に記録できているのだろう…

今朝は610起床。ブログをまとめたり、雙峰祭の連絡会の資料を眺めたりしながら夏休み感のない初日の朝を過ごす。

9~17時:海洋物質循環学I
この授業が英語で行われるという情報を得ていたので、意味もなく作務衣で登校したい気分になる。しかしながら今日は朝から蒸し暑く、しかも作務衣は夏用ではなく生地が厚手。悩んだのだがほかに着る機会もないし、夜のホタル観察会は天候に恵まれて開催できそうなのでそのまま出校。教室に入った瞬間場が一気に凍りついたというか、610に注目が言ったであろうことは、眼を合わせなくても背中でひしひしと感じることができる。その上電源を天井に求めたものだから狂気度が増してしまったらしいのだが、意に介することは無かろう。
授業は英語で行われることになっているが、同じ内容を日本語でも説明してくださる点非常に助かるのではあるが、こうするとどうしても進度が遅くなってしまう。難しい問題ではあるが、これは今後どのような改善を見せていくことになるのだろう。
さて授業内容としては海洋学のイントロダクションとして、その歴史やいろは、光合成を基本とした一次生産、プランクトンと担当講師ご専門のリンについてのお話を伺う。内容としては先日の植物生態学Iとオーバーラップすることが多々あり、また高校地学で習った海洋や大気の循環についてのものが取り上げられ、英語であっても予備知識で結構対抗できることが分かった。まあ今回は日本語の説明もあったのでそちらばかりに気を取られていたのではあるが・・・
授業評価としてはレポートというよりは試験的要素が強かったのだが、難易度としては適切なように思えた(正しく計算できたかどうかは微妙だが、ヒントがあったから大丈夫なはず)。610は始終講義内容をTexで打ち込んでいたのだが、こうすると避けがたい眠気に襲われた一瞬を除いてかなりの内容を文字に起こすことができるので、けっこう聞いていて面白いなあと感じることができた。

二つ前の机にアジア系の留学生が控えていたのだが、彼女はやにわに上着を脱ぎだしたかと思うと下着姿になってしまった。これは日本人にとってはなかなか信じがたい光景であって、授業を受けている都合上どうしても前の方を見なければならないのだが、彼女がどうしても視界に入ってしまい、眼のやりどころに非常に困る。恐らく彼女からすれば、そういう姿になることに疑問を挟む余地が無いので、それによってみられることに対してもへっちゃらなのかもしれないが…

あと、授業序盤の方で、一番後ろの方に座っている女子学生がマイクを使っていない講師に対して「聞こえません」と発言した。その言い方が随分舐めくさっている印象があったのだが、それはさておいて、どうして聞こえなければ前の方に移動しようとしないのだろうか。昨日の610には動けない事情があって悔しい思いをしたのだが、今回は前の方は随分空いていたので、そうしようとしない彼女の態度は極めて不可解に思う。まあ前に座りたくない理由は察せないこともないのだが、せっかく夏休みをつぶして授業を受けるわけだし、もう少し積極性を持っても良いのではないのかしら・・・余計なお世話ですか(´Д`)

昼休み:ロ会話テスト返却?
ヘンな格好でい行ったのにКсения先生には何も言及されずテストを受け取る。勉強不足がよく出ていてかなり手直しも入っているのだが採点は良心的で、会話のスクリプトもいただけた。発音の悪さや文法のミス、それと質疑応答での単語の少なさが目に見えてしまうのだが、そうしてもらえると自分の実力がよく分かり、どうしたらいいのかが対策が立てやすい。
ついでに夏休みに釧路、根室へ行くことを告げたのだが、ロシア人を見たら話しかけてみてとアドバイスを受けた。会話が続くかわからないが、せっかくなので挑戦してみたい。

1830~:やどけんホタル観賞会
総勢11名で宝篋山に出発。着いたころにはまだ明るかったのだが、とりあえず先週金曜日に610が観察した地点に向かう。その時よりも風が無く蒸し暑かったからか、ゲンジヘイケ共に多数飛んでいる姿を眺めることができた。



しかし撮影の方はあまりうまくいかない。



ゲンジの観察をしている時、なんとなくハンノキの根元を見ていたらちびアマガエルがうろちょろしていたので可愛いなあと眺めていたのだが、そこにはちびマムシが侍っていたのであった。気づかないでこの辺りに腰を下ろしていたらもしかしたら危なかったのかもしれないが、このちびはライトで照らし続けてもシャッターを切るときにフラッシュを当てても不動の姿勢を維持し続けていた。マムシというと成体がいたら警戒したくもなるのだが、ここまで小さいと非常にかわいらしく、触りたいimpulseを抑えるのに必死であった。



さてこの前と同じくゲンゴロウ探しもしたのだが、今回も多数のコガムシ、ヒメゲン、シマゲンを確認できた。嬉しい発見としてはちびミズカマキリが泳いでいたことで、持ち帰りはしなかったが初見であったのでよい収穫であった。
観察を終えてからしばし花火を楽しみ、大学に戻ってきたのは22時を回った。一人で観察したのとはまた違う面白さがありました(´Д`)

~・~・~

明日も集中授業の続きがあります。和服のストックは無いので普通の格好になりますが…
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2012年07月03日

Nihil sine magno vta labore dedit mortalibus

失敗して614起床。どうしてこう早起きができないのだろうか。

先日あるトラップを仕掛けたのでそれを回収しにいったのだが、お目当てのものは何一つかかっていなかった。

3限 ラテン語初級
先生は「各課の練習問題、および例文から出題する」とおっしゃっていた。610はその割合からして練習問題を覚えておけば良いだろうと山を張って試験に望んだわけだが、残念な琴似そこからは1つも出題されず、目の前の試験問題は全てが例文で構成されていた。
さすがに例文ノータッチという訳にはいかなかったので教室でちらっと読んでおいたのだが、それでも覚えていて書けたのは数個しかなく、不完全燃焼に終わる。こういった問題はいくら粘って考えても浮かんでこないものなので早々に退出し、回収された過去問の例文を思い出しつつ、後代のために打ち出す。ひさびさに大学のサテライト室でLinuxを使って文章を作ったのだが、大分Texにはなれてきたようでスムーズに作成を進められるのはうれしい限りだ。いまは文章制作ばかりやっているのだが、そのうち図表の入れかたも、毎回毎回ネットで調べるのでは無く自分の頭から命令を引き出せるようになりたいものだ。

4限 比較文化地理学B
都市地理学と似たような形式であったが、書くことはかけたので安心して1学期の試験を終えることができた。

【1学期を振り返って】実験の空きコマに様々な授業を詰め込む計画を当初は立てていたのだが、次第に興味がわかなくなるものが出てきたり、語学の予復習に追われて手一杯なことが多々あった。時間割がスカスカだからといって、空きコマは自由時間ではなく語学学習の時間で消費されゆくことがよく分かったので、2学期はよほど強く興味を引くもの以外は選択しないようにしよう。でないとアラビア語もロシア語もラテン語も中途半端に終わってしまう・・・

放課後:クラ連会、やどけんミーティング
ひとまず部屋に戻ってロ作文を書きあげる。今後天気が悪いようなのでバスにて大学に向かい、まずやどけん部室に昨日今日で収穫したクワガタ、カナブンを置きに向かう。これらはトラップではなく木にいたのであったが、すでにtateさんがおられたのでMTで言いたいことを少しだけ連絡。二度ほどロ作文を出しに行ったのだが先生はなぜか不在だったので仕方なくドアの下から作文を投函。クラ連会の会場へ向かう。

前回のクラ連会とは違って教室の机と椅子が動かせる仕様になっていたので対面式にレイアウトを整える。資料を準備して先生方の到着を待ちクラ連会が始まり、【1.実験実習の選択方法について】【2.教室変更の申請について】【3.掲示板について】の3つについて主に話し合い、610はひたすら議事録を取り続ける。
1.については学生だけでなく、クラス担任を含む他の先生方からも「あえて分かり辛い方法にしておく必要は無いのでは」と現行の方法の改善を希望する声があり、今のところ頑なに変更する兆しの無い担当の先生方を含めて学類で話しあう場を用意していただけそうなので、一歩前進した気がする。
2.については教室をどのように割り振っているかなどを伺え、変更はそれなりに面倒なのだが、今後試験だけでも変更できるか対応してくださるそうだ。昨年度細胞学概論の試験を受けたところ、正規の机は完全に埋まって補助机を使わざるを得なくなり、しかも「試験の時は隣同士くっつかず一つ席を空けて座る」原則が破られるほど逼迫していた。これは途中退出したい人の存在が目障り耳障りになるだけでなく、密度が高いと近くの人の答案が見やすくなることもある。
3.については前回一刀両断にされたweb化についてもちらっとふれたのだが、これは学生側でwebサイトを作って対処するようにしてみることと(実際見てみたがクオリティが非常に高い)、現行の掲示の見づらさについて見やすくするための提案などを行った。

最後にちらっと、アンケートで取った自由意見について紹介という形で簡単に説明。学類長からは先日のTOFELの参加率が低かったことのお嘆きのことばを頂く。昨年度は非常に参加率も多く、成績も良かったとのお話しは5月の集中で伺ってはいたが、今年度は確か47名(%?)しか参加しておらず、学群レベルで最低だとのこと。なんのために話しあってお金を注いでいたのだろうか、G30に対する意見があるのも分かるが、その前に自分たちがやるべきことがあるだろうというお気持ちは非常に納得できる。610は現3年生の態度がどのようなものかよく知らないのだが、確かに昨年のクラ代会の開催頻度の少なさや初年度以降の過去問の流通の無さから言って、どことなく熱心さが外に開いていない印象はある。それはさておき、与えられているものには鈍感で、無い物ねだりだけは一丁前だという学生側の思い上がりも先生方の話を聞くと見えてくるんだなあと妙に感心してしまった。610も610で、ロシア語の勉強をするのは良いが、英語も夏休みちょっとはやっておかないとなあ・・・
それにしても、あのYtow先生が最後の最後になるまでご降臨なさらなかったのは全くの予想外であった。

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カレンダーの上では明日から夏休みになりますが、明日明後日と海洋物質循環学の集中授業があります。これはなんと英語で行われるとのことで、苦痛が予想されます。ただ、成績評価が重くないであろうことを考えると、通常授業より負担は低いように思います。
英語での授業ということと、夜にはやどけんでホタル観察会に行く予定であるため、あるものを解禁しようと思います。それは何かは、明日になってからのお楽しみ・・・  続きを読む


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2012年07月02日

もう掘るだけのトラップは仕掛けたくない

530起床。とりあえず古典ノートを読み、テストに出そうな語句を探す。

1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
会場入りして、自筆のノートと資料の持ち込みが許可されていたことを知る。打ち出したものは恐らく認められないだろうし、出して置くと退席を命じられてしまうのでおぼろげな記憶に頼って、かなりいい加減な答案を作成。さすがに漢文の授業は全く聞いていなかったうえに白文の資料を見ても何も思い出せず白い部分が目立ってしまったのだが、もしかしたら単位がもらえないかもしれない。1年2学期は総合科目であり、かつ全回出席していたのにもかかわらず救済措置もなく落とされてしまっただけに、何が起こるかは成績が開示されてみないと分からない。

2限 博物館学Ⅰ
こちらも似たような感じではあったが幾分授業の内容や試験問題の意図には沿った答案が仕上げられたかもしれない。こちらは単位が取れないような情けなさは払しょくできていると思うのだが、博物館科目は一つでも落とすと4年次に実習が食い込んでしまうので、それだけは避けねばならない。

月曜恒例のクラ代会で、明日のクラ連会についての最終確認を行った後、図書館で羅訳プリントを印刷し帰宅。ゲンゴロウ水槽の汚れ具合が酷かったので水を換え、昼寝後ラテン語に取り組む。こちらより比較文化地理学の方が優先順位は高いのだがついつい楽な方へと作業が流れてしまう。

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明日がテスト最終日。ロ作文の提出に加え、自由単位が2科目、うちラテン語は出席すれば単位が来ると分かっているためか、モチベーションが上がりません。そして放課後にはクラス連絡会。今回はいろいろと話し合ってきたので要領よく終わるでしょうか。
私は淡々と発言内容をメモする議事録係としての任務を全うするつもりです。  続きを読む


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2012年07月01日

Homo homini lupus

今朝はのんびりしすぎて823起床。こんなに寝すぎたのは6/9以来のことだ。このような【寝坊】をしてしまった日のペナルティとして一番堪えるのは「宝篋山散策禁止令」であり、それを施行する。
http://bsj.blog.so-net.ne.jp/2012-07-01
一度はこんな光景を目の当たりにしたいと思いつつ、ある物を買いに出かける。帰宅してから渋々、嫌味のこもった文章を各戸に貼り付ける。昼食後にはロ作文の課題やラテン語対策を行う。ラテン語はTexでノート整理ができることと、出題される範囲が明確であることから1文1訳形式のノートを作ってしまったのだが、これが後輩の役に立つのであれば過去問とともに整理してしまってもよい。
ちなみにあまり勉強する気が起こらないなか、来年度どんな言語を履修しようか考えてみたのだが、印欧語は豊富で、セム語はアラビア語以外にヘブル語・アッカド語以外の選択肢がなく、ウラル語はハンガリー語しか開講していないことが分かる。アイスランド語を真剣に勉強したいのならドイツ語は勉強しておくべきで、ロシア語は主要な第二外国語として来年度も1コマは受講したいのだが、果たしてそんな余裕があるのかどうか、それに比文のカリキュラムが大変革するそうだから、ギリシャ語やハンガリー語は選択不能になってしまうかもしれないことが恐ろしい。こうして生物学類生らしからぬ日曜の午後を過ごしてしまったのであった。

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明日は1,2限でテストがあります。2限の博物館学はまあ単位が来ないなんてことは無いと思うのですが、1限はどうなのだろう。毎回出席しているから4割の参加点は堅いとはいえ、内容がよく分からない上に、成績担当者は上級生を疎んでいる・・・まあ上級生というだけで成績をいい加減につけることがあったら抗議すればいいのですが・・・  


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