2012年07月29日

眠い原因は夏バテなのか?

昨晩は何となく野性の森の様子を見に行きたくなったので、夕食後に行ってみることに。






夏休みに入る前は樹液が出ておらず心配だったクヌギからは無事流出を確認し、カトカラ(キシタバ?)やカブトムシ、フクラスズメ、ゴキブリ、コクガワタを発見。撮影後空を見ると雷が発生しているようなので、これを撮影してみようと思い立つのだが、どうやら三脚を使って長時間露光モードで撮るのが主な方法なようで、そのことを知らずに連写で何とかしようとして惨敗。
風呂に入った後は街灯めぐりをするのが日課なのだが、昨晩はある場所でセミの集団羽化の場面に遭遇。



この木は随分特徴的なのだが名前が分からない。とにかく一枚の葉の下で3匹のアブラゼミがぶら下がっているのが見え、急いでカメラと三脚を取りに部屋へ戻ったのだが、しばらく観察していると一番左端のセミの様子が不可解であることに気が付く。



爪の先一つでぶら下がっている抜け殻の、その上で羽化を始める度胸! なんとも絶妙なバランスで落ちずにいるのだろうが、風が少しでも吹いたらどうなってしまうことやら。



他にもいくらでもよい場所があると思うのだが、彼はいったいどうしてこんな生き急ぐ真似をしてしまったのだろうか。たぶんそこにはアブラゼミのオスにしか分からない事情があるのだろう。とりあえず、610が観察している間に不慮の事態は起こらなかったようで、翅にも色が乗ってきたころに退散。

さて今朝は734起床。各種レポートに手を付けたいところだが、気分は隠岐への旅程を練りたがっている。
8/22から5日間の日程で実習が行われるのだが、610は都合上20日の夜までつくばにいなければいけない。なので21日4時ごろからひとまず松江へ向かう移動経路を考えるのだが、18きっぷだけでは当日中に松江には着けそうもない。実際には松江よりも隠岐へ向かうフェリーに乗ること、それに接続するバスに間に合うことが大事であって、22日に松江入りしても問題は無いので、倉吉のガストで夜を明かすことになりそうだ。ここまでは2年前に木次線に乗りに行った時の行程と随分似通っている。
で、実習が終わってからどうするかというと、せっかく島根にきて直帰するのも忍びない、ということで、例によって木次線を使う方向で経路が絞られていく。フェリーで戻ってきたら、木次線最終列車で出雲横田へ入り、一晩中ゲンゴロウ探しをしようかと企てている。それが終わったら東京方面へ戻るわけだが、何分この辺りの列車の接続は目茶苦茶である。備後落合から新見へ向かう芸備線のダイヤは、6時代の次は14時代と全く不便である。そこでこの「待ち時間」もまた、虫さがしに充てることにする。このプランだと姫路で1分乗り換えを迫られるのだが、特急を使わず移動可能なのだ。
これだけハードな行動をしていれば、ムーンライトながらでもぐっすり眠れること間違いない。つくばっくする前に六郷に立ち寄っても、18きっぷを使っているので出費も増えない。一つ問題があるとすれば、荷物を減らさないと移動がつらいということ…

昼食後、眠くてやる気が湧かない。不思議なことは、実習に行くまでは昼ごろには眠気が覚めていったのだが、ここ最近は「一日中眠い」。昨日も日中3時間程度の昼寝を挟んだというのに、セミの撮影をしていた21時過ぎから眠気に襲われていた。いったいどういうことなのだろう。刺激が無いとだらけてしまうのだろうか。とにかく効率が悪くて非常にもったいなく感じる。
さて1530ごろ宝篋山に向けて出発するが、駐輪場についた段階でフラフラしたり、しゃがんでから立ち上がった時の立ちくらみが酷い。熱中症かどうかは分からないが、寝不足といい、夏バテを起こしているのは間違いない。これでは日中の観察はできそうにないなあ…






これはハリガネムシ?



ウラギンシジミが2匹集まっていたのでオスがメスを誘っているのかと思いきや、ただササの葉の上の何かを吸っていただけのようであった(双方ともに♂)。



エサキモンキツノカメムシのメスは写真のように卵を抱えて守っているのだが、♂との交尾を受け入れてしまっているように見える。こういう場合新たに産卵することはあるのだろうか。

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明日は一日寝ている選択肢もありかもしれません。寝れば体力が回復するのかは不明ですが…  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)