2012年06月25日

ご神木はすぐそばに

530起床。どうやっても早起きができない…

1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
授業を聞く気が起こらないのは、漢文という内容に興味が湧かないことだけでなく、話し手にもよるのではないかと思えてくる。

2~3限 博物館学Ⅰ
前半の時間は、形に残らない記憶をどのように残していくかというテーマであったがいつものように色々な方面へ脱線し、パソコンを持っていくのがはばかられる時に活躍するpomeraが登場したり、土浦での興味深い節分のことなどをお話しされる。後半の時間は今までの内容のまとめを行っているのだが、例によってtwinsをいじったりしてマジメに話を聞かない。しかしながら、持ち込み可という試験の要点については聞き漏らさずにメモを残す。

クラ代会ではアンケートの結果やクラ連会後の話し合いについての連絡を行う。

4限 東洋思想
今学期最初の期末試験。前々から何度も、単位が必要な方は必ず出席してください、とアナウンスしていたこともあり、教室には普段では考えられない人が集まる。中には今まで一度も授業に出ていない人がいたらしい。それはさておき、持ち込み可でありながら試験問題ではレジュメの文章を写して答案たりえるものもあり、610をして「これぞ自由科目のあるべき試験形態である」と唸らさせるに値するものであった。ただ、梵我一如の思想について考える所を述べよという設問に於いてうまく考えをまとめられなかったのは勉強不足の証左でもあり、夏休みに1冊くらいインド思想の本が読めたらなあという印象を抱いた。

5限 
Yさんから玉虫色をしていないタマムシ捕獲の一報が入った。玄関にペットボトルに入れて放置しておいたとのことで(知らない人が見たら生物テロだと思われそうだ)さっそく確かめてみたところ、そこにはウバタマムシがいた。まあアカマツが多いからいてもおかしくはないものであったが、ここで見かけるのは初めて。
ここ数日タマムシに遭遇しているのだが、実は宿舎の裏手には怪しげな立ち枯れが林立している場所がある。もしかしたらここで発生しているのではないかと感づいたので調査に入る。いまに至るまでこんなにおいしい立ち枯れを放置していたとは!と他の虫屋さんから叱責を食らいそうなのだが、610がカミキリムシに対して熱狂的でないこととは無関係ではないことをご了承願いたい。さて、その立ち枯れは何となくハナミズキなのかなあと思っていたのだが、どうやらハルニレのようだ。これはもしや・・・と思いぐるりを見渡してみると、そこには見覚えのある孔が。
そう、忘れもしない3年前のあの夏のこと。今は金属で覆いをされてしまったが、当時はコシアカスカシバの幼虫が穿孔した影響で樹液が溢れ出していて、都内では貴重なカブトムシまで集まっていたのクヌギの木があった。そのクヌギは根本のあたりが妙にこぶこぶしていて、確か清涼快感(※33R向け表記)から教室へ戻る帰りのこと、いつものように樹液をチェックしてみたら、2年ぶりにカブトムシを見つけただけでなく、そのわきに奇妙な孔があり、そこから何者かが覗いていたのであった。その時の孔と寸分狂わぬ形・・・タマムシの脱出孔に違いない!
目の前のハルニレにはいたるところに孔が開いており、相当数のタマムシがここから旅立ったことが伺える。時機を逸しているためか3年前と同じシチュエーションにはめぐり会えなかったものの、この木々が来年も残されていれば充分観察可能であるl。
ぐるぐると観察をしていたら、雄のタマムシが天から降ってきた。身体がフニャフニャしているところ、羽化してから間もないらしい。とりあえず手元には雌雄揃ったので、本格的に飼育してみるのも面白いかもしれない。

―ちょっとした発見があって嬉しくなったのもつかの間、部屋に戻ってロ会話のノートを開いてみると、そこには「6/25 テスト」の文字が・・・ いくら範囲が指定されているとはいえ、スピーチの暗記と並行して種々の露単語を頭に叩き込むのには限度がある。先週テストという単語を聞いたとき、これが期末試験を意味することを確かめておかなかった610の認識の甘さが今回の失敗を引き起こしたのだが、知っていたとしても土日は「別の」ロシア語科目にささげてしまった都合上、大して対策は進んでいなかったかもしれない。悲観に暮れつつも、残された時間内、出来る限りの露単語を書きなぐる。

6限 応用ロシア語会話
まずは筆記テスト。直前に叩き込んだ効能、またかなり負担のある課題に毎週取り組んだ成果というものは、割合で言えば40%程度は発揮できたのではなかろうか。その後スピーチを行うのだが・・・会話スピードの上がらないこと! 文章レベルではなく一単語ずつ思い出しながら話すものだから冗長になるのは必然的、しかも暗記が未熟で特に単語の語尾があいまいになってしまう。そしてさらに大変なことには、自分で話しておしまいならまだよかったのだが、ここから先生と他の学生からの質問に答えなければならない。610のレベルをよく知っている教室の皆様には非常に多めに見てもらってはいるものの、とくに他の学生(全員2年以上学習歴がある)のスピーチが聞き取れず質問ができないことは随分苦しいものであった。
Мне нужно очень очень изучать русский язык!!
そして夏休みの課題として、ロシア語でブログの記事を書いて来いと言われる。開催日時がやどけんと重なって参加できないロシア語サークルкалинкаのブログを立ち上げるそうで、その協力をしてほしいとのこと。そのことに関してまったく異論はないのだが、さてロシア語でブログが書けるものだろうか…

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明日は授業としては1学期最後となります。せめて早起きをしたい…  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)