2012年05月02日

薄れ行くは人の記憶

530起床。あまり早起きできなかったが、とりあえず植物系統分類学実験のレポート製作に取り掛かる。せっかく1年次にプログラミングを習ったのだから、これからはLatexでレポートを書いていきたいのだが、いかんせん時間がかかる・・・採集した植物のリストを仕上げるだけならエクセルに打ち込めば終えられる所を1時間以上かけてしまう。入力をちまちまやっているのが原因だろうが、きっと関数を指定すれば一瞬で終えられるんだろうなあ…

3限 動物系統分類学Ⅰ
「動物は1860年代に進化を始めた」という考え方はなるほどなあと思わされる。我々は進化論を知っているから、生命の起源にまで思いを馳せがちだが、ダーウィンが進化論を唱えるまでは誰も進化という概念を持ち得なかった。だからそれ以前に「進化」は起こっていない・・・
原生動物から後生動物(真の動物)が誕生したのだが、そこには2つの仮説が成り立っている。どちらにも長所と短所があり、百数十年も議論が平行線をたどってきたという。その解決策はなんだったのか…気になるので調べてみよう。

4限 専門英語AⅠ
本日はクラゲやイソギンチャク、ヒドラなど腔腸動物の文章を読む。彼らのシナプスでは2方向のやり取りがあるのか・・・

その後帰宅して買ってきた野菜を茹でて冷凍処理をしたり、シンクの掃除をしたり、生態学のまとめをしたりして過ごす。

放課後 実習ガイダンス
610は7/19~24にかけて陸域生態学実習というものに参加する予定である。これはピットホールトラップを仕掛けてオサムシ等地表性の昆虫を捕まえ、データを取ることがメインらしい。まさしく610にうってつけな内容なのだが、大学の研究所でなく一般の旅館を借りて行う実習なので非常に費用がかさむ。これは実家からの支援を期待したいところだが、それはそれで後ろめたい気もする。また、ロシアへの短期留学もしたいなと本気で考えてはいたのだが今の言語力と予算的な問題でこちらは今急いでいく必要もない気がしてくる。
やはり話を聞いているとワクワクしてくるので参加することになるだろう。

バスで宿舎へ戻ったのだが、一の矢のバス停でどっと学生が乗り込んでくる。そうか彼らは帰省なり旅行なりでここからいなくなるのか。私は昨年新歓旅行の帰りに自宅に立ち寄り、そして草野球に誘われたときとの2回六郷へ戻ったのだが、今年は宝篋山で観察すべきものがたくさんあるうえに、何より面倒なのでつくば籠りをするつもりだ。まあオファーがあればどこかへ出かけるかもしれないが…

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明日は大雨のようですね。4月も月初めに大荒れでしたが、またなのか・・・
レポート作りとロシア語の勉強をしましょうか。もちろんラテン語やアラビア語もやらないといけないが・・・  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)