2012年04月23日

重要な定積分

今朝は4時に清々しい目覚めを体験できたが5時までうとうとする。それから土日に対してできなかった課題に取り組む。やはりこの時間帯に勉強するのがいちばん610に合っているように思える。

1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
先週でた総合科目で履修定員に引っかかったので、後ろの授業と教室が同じなこの科目に変更。
日本に漢字が取り込まれたことによる影響の解説の後枕草子の中で漢文の教養が書かれていることが示される。前に『古事記物語』を読んで古事記の大筋をつかむことができたように、中国にも幼学書という、漢籍の中でも有名な部分を抜き出して小さな子でも読めるように編纂されたものがあったという。こういうものがあればぜひとも読んでみたくなるものだ。

2~3限 博物館学Ⅰ
2限では経営とマーケティングが話の中心に据えられると思いきや、学芸員の人数や博物館法による類別区分の紹介、指定管理者制度への疑問等に話題が及ぶ。

クラ代会では過去問の配布。

3限では博物館の定義と種類。2時限目に聞いたことと結構オーバーラップしていることもあってか、締まれない。2年になってから授業中眠くなっても何とかこらえていたのだが、ここにきて脱落。

4限 東洋思想
インドの歴史の概説についての説明は、世界史を取っていないこともあってか、そもそも興味がオヨB内範疇だからか、ボーっと聞いていたのだが、サンスクリット語の話が始まって急に姿勢が正される。サンスクリット語もインド・ヨーロッパ語族だということを知らなかったか忘れていたのか分からないが、とにかく初耳であったことに加えて、言葉に思想が形作られるということから考えればインド思想の抽象的なイメージが成立しえるのも言語の影響があるということに心躍る。ここにヨーロッパ人がインド人と根源的な近しさを感じているのではないかという先生の考え方もよく分かったような気がする。文字体系が全く異なる日本では西洋哲学の緻密な論考に及ぶものが発達しなかったことを思うと、なんとも表現の難しい気分となる。
とにかく後半のお話は結構興味をそそられる内容で、サンスクリット語やギリシャ語もかじってみたい気分になる。

5限 ロシア語対策
図書館に籠ってロシア語の作文を作るのだが、今までやったことの無いジャンルであるのでまあ書けないこと。数語からなる数語の文章を作るのがやっとで、とても「日本について」説明などできやしない。最低限格変化だけはきっちりさせておきたいのだが、果たしてこれも正確に運用できているのかは疑問である。まあ1年文法だけやって書けないのは当たり前だと気が楽になるのだが・・・

6限 応用ロシア語会話
やはり聞き取れない。圧倒的に単語力が不足しているので、どこで単語が区切れているのかも想像がつかない。とはいっても中には聞き取れる単語があったり、身振り手振りや周りの反応も含めると大体内容がつかめたりするのはいいのだが、質問を受けると答えられない。聞かれていることが分かるのに単語が出てこなくてフリーズするのは相当悔しいもので、何とか遠回しのフレーズが出ないか考えても時間のムダ。
聞き取りの練習をしたのだが、上に書いた通りで内容がつかめい。スクリプトを見ても読解できず、その場ではどうしようもない。宿題が出されれば辞書と格闘して読み進めていかれるが、ただ宿題を解くだけではなかなか成果が反映されないことが2回目の授業に出てみて分かる。
日日の2年生で、大体いまの610と似たような境遇にある人と少々話を交わす。9月に留学に行く人や、留学帰りの人、ロシア語学の卒研生に囲まれていてレベルの違いに圧倒されているのだが「聞き取れたけど単語が浮かばず答えられない」苦しみを持つ人が自分だけでないとわかると何とも安心できる。ただ、彼がこの授業を履修するのかは分からない。

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明日は楽しみにしていたソフトボールが休講。まあグラウンドがぬかるんでいること必須だから、汚れなくて済むのではあるが… この時間に『動物分類学の論理』を読み終えてしまいたいのですが、そんな余裕はあるのだろうか・・・
  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)