2012年04月13日

Japlishは上級言語?

5時起床。できればあと30分早めたいのだが…
ただ、この時間に起きられると授業に出かけるまでとても余裕がある。

1限 動物制御学Ⅰ
予想外に人が多い。610としてはこんなに昆虫好きが多かったとは思えないのだが、ここには同じ時間に開設されている別の専門科目が英語で行われているためにこちらに流れてきた人が何名か混ざっている気はする。
今回はガイダンスということで教科書等の紹介や、昆虫と人とのかかわりの紹介が行われた。さて次回以降どれだけ人が減るのか。

2限 植物系統分類学Ⅰ
分類のまとまりについて、単系統や多系統の概念の説明後、意識はひとたびとも飛んでいないのだが内容が分からなくなる。英語で授業する意味はあると思うのだが、先生方のspeakling skillは総じて水準が低いのではないか。昨年異文化英語の発表を聞いていた時に感じた、Japlishの理解のし難さがまた蘇ってきたようだ。
ネイティブの方が聞きとりやすい分、何を言っているか理解できなくてもある程度の推測ができることを1年次に体験していたが、今回は文のイントネーションそのものが全く理解できず、推測も何もあったものではなかった。英語で授業される分には構わず、専門用語がいくつか飛び出すのは当たり前だと思うが、聞き取り辛いのはそれではなく英語そのものであって、この点で苦痛である。それと、研究者が留学して勉強するときには英語の授業を聞くだろうが、Japlishの授業は無いんじゃないかなあ…
とにかく、自分でしっかり勉強しないといけない。分類学だからできるはず…

昼休みは久々に草むらでおにぎりをほおばる。少々暑かったが、このいい天気の下休んでいられるの至福のひと時である。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
こちらは日本語で行われる。
大学構内の植物を採集し、標本を作るのが今回の内容。実に採集日和である。
普段虫を探す傍らいろんな植物を見てはいるものの、実際は全然きちんと見ていなかったんだなあと痛感。次から次へと、名前もわかるものから見たことの無いものまで名前を教えてもらっては採集していくのは何とも面白い。似たような場所に咲いているスミレでも、今日だけで5種類も見つけた。それぞれに花色や葉の形が異なっていて、なるほどと思わされる。飛んでいるオオモモブトスカシバをハチやアブと違うガであることを見抜く能力と同じように、背表紙が破れるほど植物図鑑を眺めたら野草もすぐ見分けがつくようになるのだろうか。一度名前を教えてもらった植物の特徴を覚え、忘れないようにしたいものだ。
新聞紙に植物を挟み、乾燥させる準備を整えて何とか5限終了までに作業を終え、そっと教室を抜ける。
後ろめたいことは無い・・・はず。



手が土まみれになってしまい、あまりカメラを使うことができなかった。

6限 文化人類学概論A
時間通り間に合うよう抜けてきたものの、プロジェクターとの接続が悪くなかなか始まらない。加えて出席は取らないようで、少し実験が伸びてもあまり焦ることは無さそうだ。
最初の授業ということで導入編。近頃独立した南スーダンでは女性同士の結婚式があるという。もちろん同性婚ではなく、これこそ一族が存続するための正しい結婚方法なのだという。
そこまでグッとくることは無かったのだが、そういう授業でも敢えてきちんと出席して授業を聞くことが、今回授業を詰め込んだ意味なのだから、この程度で切るなんてとんでもない。
それはそうと、赤い大きなリュックを背負ったあの後ろ姿、ひょっとしたらA氏…?

放課後
鯖を焼き、出てきた脂でもやしをいため、とっとと夕食。同時並行してたびてつ新歓イベントのやり取りをするのだが、いっぺんに多数のメールをさばくのはかなり大変。そしてそれをケータイでやろうとすると、入力は遅いわ変換はいい加減だわでイライラする。もう面倒だからすべてPCでやり取りしたい。あるいは、ケータイにキーボードを接続してせめてタイピングをさせてほしい。

それと、クビキリギス初鳴き確認。個体自体は9日の夜に見かけてはいたが、鳴きだす閾値はやはり温度なのかなあ。去年は4/27に集団初鳴きを聞いたのだが、今回とは大分ズレがある。去年聞き洩らした可能性があるなあ…

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明日はたびてつの新歓活動。天気が悪いので筑波山登山は中止になるでしょう。代替として、サイエンスツアーバスを使って各種研究施設を巡る予定です。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)