2012年04月04日

H高生物研究会のつくば訪問

6:30起床。昨日は4月の日最大瞬間風速の1位値が更新されたようだ(27.3m/s) 
支度を済ませて8時過ぎに出発し、つくば号にて上り専用回数券を買ってつくばセンターへ。
昨日も書いたように、今日はつくばに高校の後輩がやってくる。虫探しをしたいというので宝篋山へ案内することに決めたが、普段は自転車で行くところをバスで行くことになった。遅刻の連絡をもらったので、待合室にて『虫の思想史』を読み進める。
I君とH君と合流し、バス利用で宝篋山へ向かう。風が随分強く、飛んでいる虫は期待薄だろうなと思っていたが入り口でモンキチョウを発見。H君が田んぼでニホンアカガエル(?)のオタマジャクシを掬い、オサ掘りのできそうな崖を目指す。610の感覚からすれば、宝篋山はオサ掘り入門として申し分ない環境である。何と言ってもツクバクロオサムシの個体数が非常に多いので、初心者でもボーズになるようなことは無いだろうと読んでいる。簡単な説明をしてから掘ってみたところあっさり1♀見つかり、ここで610が採集してしまってはI君とH君が見つける前にいなくなってしまう(誇張ではないですよ!)のでビロードツリアブの撮影を目論見る。しかしながら満足な写真が撮れず、気が付けば小さな毛玉の塊は視界から消えてしまった。


オサ掘り中のI君・H君

この場所で2人ともツクバクロを掘り出してから(H君はアオオサも掘り出した)別の場所に移動。ここは以前ガロアムシ探しの際に忍び込んで、ツクバクロを4匹見つけたので行けるかなと思っていたが初心者にはレベルの高い場所であった。目に見える崖が無いので、オサムシがどこに潜んでいるか分かり辛かっただろう。これは経験を積んでいかないと見えてくるようにならないのだが、いきなりそんな場所に連れ込んでしまったのは失敗だったかもしれない。「いる場所」と「いない場所・見つけにくい場所」が分かったらそれはそれで収穫だったかも…
ここで610は相変わらずガロアムシを探してみるのだが、手ごたえがつかめない。
すると、目の前に立派なスギの立ち枯れが立ちはだかった。頭上5m辺りでスパッと切れてしまっていて、鍬でたたくと良く響く。ヤニが噴出しており、スギカミキリでもいないかと幹をはがした瞬間、目の前に薄紫色の小さな生き物が目に入った。



しばらく考え込んでしまったが、これがシミだということに気が付くまでにそう時間はかからなかった。長年図鑑の中でしか見たことの無い憧れの虫でもあったが、案外簡単に見つかることに心が躍る。調べてみたところによるとセイヨウシミのようだ。何匹か元気な成虫を採集できたので飼育してみよう。
この場所は具合が悪かったようで、再び元の場所に戻ってオサ掘りを続行。すぐそばの沢の対岸に渡って頃合いの良い広葉樹の材を探してみたが見つからない。610はスギカミキリの脱出口がたくさんあるスギを物色してヤマトイシノミを見つけだし、元の場所へ戻ろうとしたときに沢に落ちる。両足とも靴が浸水した程度で済んだが、まだ買って1か月もしていない靴を水没させて残念極まりない。

来た道を引き返して、せっかくなのでやどけん部室の標本を見てもらってからつくば号の乗車券を610円で売り渡し、バス停にて解散。オサムシの潜んでいそうな崖の雰囲気が分かってもらえたら満足である。

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明日は何して過ごそうかなあ。標本整理と勉強かなあ。そろそろ早起きもできるようにしておかないとなあ…  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)