2012年03月30日

引越したくても引越せない




実物を見られて密かにうれしかったカメノテ。願わくば実際に岩にへばりついているところを見たかった…

8時過ぎ起床。夜そんなに遅く寝たわけでもないし、寝起きも悪くないので、出来れば睡眠時間がもう少し短くなってくれればいいのだが…

まずは流しと勉強机の整理。今年1月ごろから行方不明になっていた保険証を発掘し一安心。大事なものなのでそう簡単にそこらへんに落としたりすることはないので、ファイルの隙間かどこかに入っているのだろうなあと思っていたのだが図星であった。少しでも引越しの支度、というか部屋の掃除をしておきたいところだが、4月1日になるまで引越し先の棟に入れないし、たとえ荷造りをしてもそれを置いておく場所がなく、冷蔵庫の裏やベッドの下などに手を出せない。

自分の引越しをする前に、ガロアムシの引越しを行う。ガロアムシは共食いしやすいので、飼育する場合個別の容器に分けないといけない。体長が2cm程度と小さいので小さいタッパーに入れておけば済むのだが、敏速なガロアムシは蓋を開けるとすぐ逃げだしてしまう。なのでできれば高さのある方がよいということで、昨日新たに容器を仕入れてきたのだ。
裏高尾で採集した2個体、それと1月に奥多摩で捕まえた1個体を新たな容器に入れなおす。



ガロアムシは本当にじっとするのが苦手なようで、いつみても動いている。それでもたまに静止していることがあり、絶好のシャッターチャンスとなるのだが背景が気にくわない。
新しい容器に入れなおしたのは良いが、彼らは難なく壁を登って外へ出ようとする。その登攀力に感心しながらも、餌やりの時(2週間に1回、水で戻した乾燥糸ミミズをあげる)は気を付けないといけない。



徐々に冷蔵庫が昆虫飼育器へと変貌を遂げつつある。他にもヤスデやイシノミが入っているタッパーもあり、今後の処遇を考えないといけない。面倒だから液浸標本にしてしまえばいいのだが、現在その容器が不足している状況…

昼食後使えないプリンタをたびてつ部室へ返しに行く。このまま新居へ持って行っても邪魔なだけだし、かといって壊れているわけでもないし替えのインクも充実しているので別の人に引き取ってもらった方が捨ててしまうより無駄がないはずだ。帰り際図書館で「微積分演習」と「Linux標準教科書」を印刷。無料で印刷できる枚数制限が課せられているのだが、これが余ってしまった場合翌年度へは繰り越されないので消費しておく。

年度末の宿舎の外にはユニットボックスやかばん、かごや自転車等々ありとあらゆるものが打ち捨てられており、なかなか壮観である。中には本も捨ててあり、打算的な610は売れそうなものをいくつか拾い出した。今後の学奈良に使えそうな生化学の教科書を除いたものをbookoffまで売りに行ってみたものの、<strong>8冊が50円で買い取られた。酷いもので、Newtonの英語版の雑誌は6冊もあったのに全部5円の値がついた。さすがにここまでの低価格は予想していなかったので、「全部でで50円になります」と言われた時は笑いをこらえるのに必死だった。時期が悪いのかもしれないなあ…

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明日は今いる部屋で過ごす最後の日となります。何の感慨もありませんが、今いる場所は木々が豊富だったので、宿舎の建物に囲まれている新居へ移るのは若干残念です。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)