2012年01月23日

神セブン

3日連続の6時起床。差し迫った課題がないと早起きできないからだになってしまったのだろうか…
ガロアムシのことが気になって仕方がない610は朝からこんな動画を見つけた。

アメリカに棲息するガロアムシは日本産のものよりも低温を要求する。ご覧の様に氷河や雪渓といった環境下でないと生育できないそうで、手に持っただけで「熱死」してしまうという。このありさまだから、ひょっとすると地球温暖化によって(目レベルで)絶滅してしまうかもしれない、と警鐘を発してはいるが、私によれば、日本産のガロアムシはそこまで影響を受けない(手で持っても死なない程度に高温耐性はあるし、イシイムシのように随分標高の低いところで採集されている種もある)ためそう簡単に絶滅しないと思うのだが…
ちなみに日本のガロアムシの採集風景はこんな具合。


1限:歯科医学と医学の接点、口腔外科とは
顎の変形や奇形について。
いきなりAKBのことについて語り始める先生。それだけならまだ良かったのだが、「どの子がタイプ?」と610に尋ねてくる。前の方に座っていることを悔いてしまったのだが、確かに彼女たちは可愛いのかもしれないが610は寸毫の興味も抱いていないアイドルに興味がないことは以前書きました。この旨を答えられたことは良かったのだが、彼女たちの顔が幼児形態を保っている(顔が小さく、相対的に眼が大きい)からそう見えるのだという。それは顎の位置も大きな要因となっており、前あるいは後ろに出てしまった顎の位置を強制する外科手術の方法が説明されるのだが、実際に執刀している写真(上唇を内側から切り開いて鼻腔が見えている)は直視するのは辛い。無脊椎動物や魚、カエル等の解剖には何ら抵抗がないのだが、ヒトとなるとまるっきりダメで、以前書いたかもしれないが、高3の夏休みに学校で行われた生物の講習を聞いている時間、その手の話題が出てきた。映像ではなく言葉で話されただけだったが、これは目を背けられる映像とは違って自衛手段は無く、貧血状態でぐったりしてしまったことがある位だから、まあ勉強ができても医者にはなれないだろうなと思っていたのだが、歯科医も素質がないだろうなあと痛感。その後に口唇口蓋裂の赤ちゃんの写真が登場したが、これもなかなか見るのが辛い。授業終了後は随分胃がむかむかしていたので危なかったかもしれない。

2限:障害と共に生きるⅢ
聴覚障害者について。完全に耳が聞こえない人ばかりが障害者ではなく、聴覚障害全体に於いては少数の存在だということを聞き、視覚障害者の割合との共通性を感じるとともに自分の認識の無さがよく分かった。
聴覚障害の学生は、先生との一対一でのやり取りは比較的うまくできるが、いざ学校で日常生活を送るとなると孤立しがちだという。聴覚には障害がないはずの610でもかなり似たような経験をしているのだが、これは音が聞こえないことだけでなく「うまく話ができない」ことも大いに関係しているのではないか。

3限:TOFEL講座
参加者は10人をわずかに超える程度。人数は少なくても構わないが、冬場は教室が寒くなるのが難点。「英語しりとり」が随分面白かったのでどこかでまたやってみたい。 毎回音読の練習をして、自分のspeaking skillのひどさを思い知らされるわけだが、どうしてこれを改善しようと自学に励まないのだろう?普通の会話は丸聞こえになる宿舎住まいだから、というのは単なる言い訳に過ぎない。やはり英語に対する勉強の意欲が激しく低下してしまっているのだ。講師の先生がおっしゃっていたように、4年後、5年後に響いてくるというのは容易に想像がつく。
あとは…「うまく話ができない」ことに通じるのだが、英語でも日常会話が出来ない気がする。英語が話せても、日本語で日常会話もままならないようであれば(この場合、久々にあった人に「最近元気?」と聞かれて「元気です」としか答えられないレベル:会話を成立させられない!)、海外では本当の「ぼっち」を堪能することになるとしか思えない。

4~6限:標本製作バイト
淡々とラベル貼り。2年生方のぶっちゃけトークを部屋の隅っこで聞く形になったのだが、時々声を殺して笑ってしまう。帰りに、宿舎から植物園まで一切信号を使わず到達できるルートを開拓するも、一か所どうしても避けられない危険な個所が存在。大通りをオーバークロスする橋の下り坂に正体不明のコケ類が繁茂しているのだ! 雨の日ということもあってもともとantは低速進行していたのだが、ここでブレーキをかけてみると滑る滑る! あそこだけは自転車から降りた方が身のためだろう。

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明日は雪が降るようですが、自転車はもちろん使わないとして、バスはきちんと動いてくれるのだろうか。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)