2012年01月09日

Because I have to TSUKUBACK...

5時半起床。朝の散歩はしばらくできなくなるので土手へ向かう。鳥の名前を覚えようと思って鳥見をするのはけっこう楽しい。ほぼ無風であまり寒くなかったのはじっくり観察する上で好都合。


一本立ち!



セイタカシギは少なかったうえに、すぐテトラポットから飛び立って干潟の奥へ行ってしまった。それにしても美脚である。


コガモ:オス

オナガガモにまぎれてテトラポットについている藻をついばんでいた。目元と羽の脇にある緑のアクセントがきれい。


オナガガモ:オス






キンクロハジロ

同じところにいたヒドリガモは近くへ来なかったのだが、キンクロハジロはやけにそばまでよってじっとしていた。しかもずっとこちら側を向いているのである。



帰りがけに185系普通伊東行きを撮影。休日には10両編成で運転されているからリバイバルカラーが来ればいいなと思っていたが、平日と同じく7+5=12両編成だったので若干残念。

帰宅してとっとと課題をやろうかと思ったのだが…ダメだ。もう完全に六郷では勉強モードに慣れないらしい。それでも割かし平然としていられるのは、生物レポートはほんの少し手を加えれば完成するし、明日提出の微積分レポートも下書きは済ませてあり、清書は帰ってからやればいいやなどと考えてしまうからである。そんでもってニコニコ中毒に陥っているようでは、成人式をボイコットした現実としてはかなりみっともないとは思うので(そもそも課題を今終えようとする時点でみっともないが)ガストへ移動して読書に専念することにする。先日書いたように無料のクーポンが2枚あるのでそれを使ってドリンクバーとコーンポタージュを注文したのだが、店員の主張するクーポンの利用方法と、券に記載されている注意書きとでは矛盾が生じているように感じる。だが610は自分が矛盾だと感じていることを強く主張するだけの度胸が無いので店側の要求通り1枚だけクーポンを使うことにした。ここで「お金を持っていないので帰ります」と言えなかったのは経験不足と自分の意志の弱さからくるのであろう。
5日から読んでいる『普通の家族がいちばん怖い』を読了。クリスマスとお正月の食事の現状が淡々と記述されているのだが、その現実に驚愕。「個人の自由」が伝統を重んじることよりも優先された時代の風潮に育った我々の親の世代の人たちはお節を自分で作ることが無く(彼らの両親は作るが「教えてもらうこと」は無く、作り方を知らない)元日にも雑煮を作らなかったり家族で一緒にご飯を食べなかったりする一方で、クリスマスの準備には非常に熱心で一家を巻き込んでいたりするといった具合で、610家に於いても結構当てはまっているなあと思わされる。
「楽しい家族」であることが一番大事といった家族至上主義的な考え方を持つ主婦の例がいくつも取り上げられていて、そのこと自体に口を挟みたいのではないが、何というかこう、箸の持ち方を口うるさく注意するのが鬱陶しく、そういうことを言わないで食事を楽しみたいという考え方は近視眼的でそれが本当に子どものためになっているのかなあと感じるのだ。
あとは自分が子供を持つ身にならなければ共感しえないのであろうが、自分の子どもを「みんながやっていること」「みんなの常識」といったように周りに合わせるようなことについて悩む。610はTVが無くても生きていかれるが、その生きざまを例えば小学生の子どもにも強制させることができるかというとそうはいかないかもしれず、昨日の夜のTV番組の話を学校で聞いても反応できず友達の輪に入れないことが「辛い」と子どもが感じてしまったらダメなのだ。随分分かりにくい言い回しになってしまった・・・そもそも610が家庭を持つという過程自体に無理があるのかもしれない。でも、こんなへんちくりんな親を持った子供は必ず不幸なのだろうか。逆に世間に合わせることに至上価値を置く親のものとで育った子供は幸せなのだろうか。

―こんなことを成人式の日に考えていたのであった。スーツで会場入りして形ばかりのお祝いの言葉を聞いて過ごすこととどちらが有意義であるのかは判別しがたいが、もし区長が「普通の家庭に潜む怖さ」について延々と語っていたのであれば間違いなく行くべきであっただろう。


※このブログがアップされている頃には中学生の同級生と合流して同窓会に参加している最中だと思われます。驚天動地なことが多々起こるでしょうから、ブログでの動向にご注目ください(´Д`)

・男性陣は大体分かる
いつものように歩いて蒲田まで向かう。耳付き帽子とネックウォーマーとの相性は、不審者度という観点からすれば抜群なのだが、同窓会に向かう格好としては非常に不向きだと思ったので帽子を単なる耳当てに変更。これでも相当に怪しいようだが、個人的にはまだマシだとみている。
そのまま顔を隠したまま集合場所についても気づいてもらえなかったが、顔を出してみんなに認識してもらえた。610も見慣れた面々が集結していることがうれしく思う。今まで何してきたんだろうなあ…

・「ムーちゃん」って呼ばれるのは久しぶりだなあ
中学校まで610は「ムーちゃん」というあだ名で呼ばれていた。5年間近くそう呼ばれずに過ごしてきたこともあってか、非常に懐かしいような恥ずかしいような変な気分になる。

・女性陣は半分以上分かる
成人式の後ということもあってか、分からない人は卒業アルバムで止まっている記憶とはあまりにかけ離れてしまって驚かされる。

・成人式は収容しきれなかったのか…
成人式には大多数の人が参加していたようだが、聞くところによると参加者が多すぎて全員収容できなかったのだという。610のようなボイコット者がいても自治体としては困らなかっただろうなあ。

・タバコ吸うなあ
集合場所で待っている時も、居酒屋に入った時も、比較的タバコを吸う人が多い。その手つきが妙に慣れているのだが、ここに疑問を挟んではいけないのだろう。
つくばでは未成年との接触が多いのでまだタバコを吸っている人は少ないのだろうが、来年からぼちぼち出てくるのだろうか。それにしてもP氏(現役で国立薬学部に入学)が吸っていたことには、彼の染髪とともに驚かされた…

・安定の飲酒拒否
ハデに飲もうと言われても、610は頑なに酒を拒む。「ムーちゃんだから仕方ない」と思ってもらえるのは非常にありがたく、深く追及されることもなかったので助かった。実は「今日飲酒したら頭を丸めよう」と本気で考えていて、結果的にまだまだ610の頭髪には成長の余地があることが保障された。

・中学時代の担任と5年ぶりの再会
理科の先生にはよくお世話になったのだが、担任の先生(数学)とは卒業以来ご無沙汰しており、現状報告も兼ねて久々にご挨拶。酔っぱらっているせいもあってか何を言っているのかよく分からなかったが、しらふでも結構謎めいた方だったのでこの程度はなんてことない。

・ハデな人と静かな人とのグラデーション
中学時代からワル系だったグループの変貌ぶりは、予想通りというか予想以上というか凄まじいものがあった。特に酒の席での男性の女性に対する絡み方は、しらふなら「セクハラ!」と糾弾されるのではないかという位610には激しく思えた。


何で彼は「彼」を知っているのか?
高校を中退し、今は定時性に通いつつ働いているというK君がふと聞き慣れた名前を口にして610は驚く。それは同じく区の中学校を卒業し、高1の時は同じクラスでもあり、基本的にはまじめで優等生な高校生の中で極めて特異な存在でもあったF氏であった! K君の元カノと小中学校が一緒でどうこうと教えてくれたのだが、まさかこんなところで繋がりがあったとは…その点で、成人式に行かなかったことを後悔。

・HPを見てくれていたのか!
610がいつからブログじみたことを始めたのかというと、2006年ごろだったと思うのだが同時にHPも持っていた。このブログ上からもかろうじてリンクで飛べることは飛べるのだが、高3までに完全に更新を放棄してしまい、今では見る影もないものだが、こういったHPを作るきっかけとなった一言を教えてくれたIさんがその後もHPを見ていたと教えてくれる。幸か不幸か(?)このブログのことまでは知らないみたいだ…

・もう社会人かあ
K君をはじめ、もう社会に出ている人も結構いるみたいだ。見た目は5年前と大して変わっていない人も多い中、もう働いているのかと思うと不思議な気持ちになる。

・結婚指輪している人もいたなあ
左手の薬指に指輪をしているということは、すでに婚約しているのであろう。何とも複雑な気持ちになる。

・出番のないGXR
中学の頃は今ほど口下手さを痛感することはなかったのだが、それでも自分から話をしたりはしない上に、酒を飲んでいないからテンションが上がらない。その上、食べるものもあまり進まず完全に飲み会の雰囲気から弾かれてしまったからか、せっかく持ってきたGXRはほとんど活用されなかった。デジカメは中2のころから使っていたが、高校時代のころほど頻繁に使えなかった(校外行事にしか基本的には持ってこられなかった)こともあってか「写真を撮りまくるキャラ」というのはここには根付いていなかったりする。

・明日つくばっくしなくても済めばなあ
20時過ぎに一次会が終了。延長料金を払えば1時間長居できるとのことだが明日待ち受ける日程の忙しさと自分の生活リズムを考えると羽目を外すわけにはいかない。こうやって自分の「規則正しい生活」を守ることを何よりも優先する態度が時に嫌になる。

もうちょっと長居したかったが、明日は遅くても3時半には起きていたいので1次会で抜ける。蒲田でオールをするなら、あえて「仮眠して身支度して始発までn次会に参加」する仰天プランの決行も出来ないわけではないが、荷物があまりに多すぎることとそのアイデアが帰宅途中に思いついたことによって実現はしないだろう。
同じ中学や小学校の卒業生が7割程度参加していたのだが、これほど規模の大きい集まりはもう今後無いんだろうなあ…もっといろんな人と話したかったが、しらふで口下手な610には難題である。

~・~・~

明日はいよいよつくばっく。1限から授業があるのでとっとと戻らねばなりません。荷物(半分以上が本)あと買い物しないとなあ…

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Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)