2011年12月11日

あと何回修理すればいいのだろう

目覚ましをかけずに7時起床。ブログをひたすら書き、「バルス」が何たるかを初めて知り、それから生物レポート。M君が取ったデータの名称がかみ合わず、さらに勝手な修正を加えても謎めく。そんなこんなしているうちにお昼になってしまう。塩辛をおかずにご飯を食べるがこれがまたおいしい。塩辛はおにぎりのおかずにしがたいのが難点。
それからやどけんに荷物を返却し、買い物へ。9月から3か月以上放置してある標本を整理すべく100均で箱を買ったりするのだが、ここにきてパンク。いったい何回目だろうか。仕方がないので25分位かけて自転車を押しつつ戻る。この後洗車をする予定だったが、トラブルにもめげず汚れを落として(今の時期はアケボノスギの枯葉が車体にまとわりつく)、そのまま部屋の前まで持っていく。
いつもパンクするのは後輪で、タイヤ外しの技術が未熟なためにタイヤそのものも随分傷ついてしまっている。そこで今回はいっそ、前輪と後輪のタイヤ+チューブを交換することに。ついでに掃除もしてきれいにしたつもりなのだが、そこで後輪のブレーキに異常が発生。レバーがバカになってしまい、まったくブレーキの職務を放棄してしまったのだ。これを社会復帰させるためにブレーキシューの金具をいじったところ何とかなった。
夕食時に魚を載せる皿を割ってしまい、さらに秋刀魚は生焼け。後半はなかなかついておりませんでした。

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明日の夜はやどけん懇親会。とりあえずは自転車で行かれるよう整備を間に合わせておかないといけません。ここでまたバイトが無いことが幸いしそうです。  


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2011年12月10日

たびてつ冬旅行:Chokolate Disko

5時起床。昨日寝る前からすでに気温が氷点下に突入していたこともあって、心地よく起きられるようエアコンのタイマーを設定しておく。確かに「寒くて布団から出たくない!」抵抗感はグッと落ちたが、それでもあまり早起きできなかったことは改善せねばならない。
旅行出発までは昨日の生物実験のレポート製作。

8時前に部屋を出て自転車で大学中央まで向かう。残念なことに休日には「8時半つくばセンター集合」を実現できるようなバスは一の矢までやってこないのである。ここでOさんと合流、センターにてレンタカーに乗り男7人県北を目指して出発。まずは筑波鉄道藤沢駅跡に立ち寄ってから鹿島鉄道の廃線痕めぐり。


2006.5.5 八木蒔(やきまき)駅にて

鹿島鉄道は2007.3.31に廃止されてしまったが、610は06年5月、8月と廃止直前の07年3月10日に現地入りして撮影、乗車を行っている。当時は300万画素のデジカメしか持っていない上に撮影技術もへなちょこだったために、大した写真が見つからなかったのだが、上にあるのはかしてつ一のベストショットであり、かつてPCの壁紙にも選ばれたものである。
ちなみにこの気動車、結構かわいらしいいでたちをしているが、こう見えても実働70年目の大ベテランであり、当時は「日本一古い気動車」でもあった。今は鉾田で動態保存されているというが、今回の旅行では巡らなかった。


2006.8.5 みんなでカシノリに参加




かつての石岡駅では、常磐線ホームの隣にかしてつの車両基地があって、イベントも行われていたのだが、今はその記憶をとどめるような構造物は見つけられない。かろうじて跨線橋の橋桁の周りにかつてのホームの遺構が残されていた。


石岡南台にて

線路の跡地は一部バス専用道に改修の上、およそ30分に一本写真のような銀色のバスが走っている。バスを待っている時になぜか普通自動車が走ってきて、駅の向こうに見える踏切で立ち往生していたのだが、このバスが追い付くと運転手さんが駆け下り注意を喚起したようであった。



2007.3.10浜~八木蒔※加工済

霞ヶ浦のすぐそばを走っている区間もあり、そこからは筑波山を臨むこともできたのであるが、今はわずかに線路があった土盛りが、かつての鉄路の面影をとどめているに過ぎない。
終着の鉾田駅跡は地震により無残に崩れかけてしまっていたのだが、この先も未だ残る地震の爪あとを目の当たりにしていくことになる。岩手や宮城、福島の陰で埋もれがちになっているが、茨城もかなりの被害を受けていることを「県民」として知っておかねばならない。


大洗港の状況

アクアワールドをすっ飛ばして、大洗の魚市場でお昼ご飯に。Oさんおすすめの回転寿司屋に入る。ケチでありながら魚が大好きな610には葛藤を迫られるのだが、そういうことを考えると途端に食が細くなることが幸いしてか、5皿を1,000円以内でたしなむことができた。確かにネタが大きくて、頬張るごとににやけてしまう。


塩鮭



マト(ウ)ダイ:真ん中に黒い斑点があるが、これは決して誰かが押したスタンプではない



生物学類生なら撮らざるを得ないホヤ



生物室のイシダイを思い浮かべるとこれは食べられないなあ…

それからT君と魚市場を軽く散策。610は塩辛をお土産に買ったのだが、カニやサケなど高いものもあれば、ヒラメが2匹で100円だったりイワシが発泡スチロールひと箱500円くらいで売っていたりと、このままつくばっくするなら真剣に購入を検討したくなるものもある。近所のスーパーではお目にかけないユニークな海産物も売られているから見ていて飽きず、水族館に行かなくても十分楽しめたのであった。
ただ、どこにもアンコウが置いていなかったのは残念であった。

一同は東海村に入り「アトムワールド」を見学。ここでは昔から「我々の食糧には放射性物質が含まれています」と説明がしてあるようだが、原発で放射能に敏感になっている人が見たらどう考えるのだろうか。
それから日立電鉄線の廃線跡を巡る。これは2005年に廃線となっていて、610も訪れたことが無いのでどんな感じかイメージがつかめなかったのだが、踏切跡には線路が残っていたり、それらしい雰囲気を醸す場所も結構残っており、言われれば分かる。日立電鉄とは関係ないが、水郡線の常陸太田駅の雰囲気がなかなか好みであった。
「電車くん」は民家の倉庫を改築した鉄道模型屋で、店の外には日立電鉄の車両が保存展示されている。模型に興味のない610だが、ジオラマ用の人の模型の小ささと値段に驚く。
日立駅前にはいかず、Oさんおすすめのラーメン屋へ。ここでスタミナラーメンを注文。一杯でだいぶ苦しくなりスープを飲み干せず。
そしてそのままつくばへ。帰還はずいぶん早かったのだが、610としては嬉しい。本当はもうこの時点でずいぶん眠たく、帰宅してとっとと寝たかったのだが・・・(追記に続く)

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明日は宝篋山にもいかず、のんびり(≠グダグダ)過ごすことにします。  続きを読む


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2011年12月09日

どうすればクラセミでAをとれるだろうか

5時起床。雨が降っているが、これがみぞれに変わる可能性もあるという。こういう時、狂暴になった610がどんな被害に遭うかを考えてみると、とてもじゃないが自転車なんて乗っていられない。

1限:英語基礎(PE)
例によって『幸福論』の英訳。610は日本語訳を見て、それに対応させて英文構造を見抜いているため、今までの予習の様に英文が頭に入ってきていないことに(ようやく)気が付く。これを使うのは予習後の方が良さそうだなあ…

2限:昆虫機能制御学
寄生のいろいろについて。この授業で扱われる昆虫はほぼ寄生バチに限定して良さそうなのだが、彼女らの生活様式の多様さにとても興味が湧いてくる。イモムシに寄生するハチがいるが、そのハチに寄生するハチもいるわけのわからなさ! 普段はメスしか存在しないが、オスがどう出現するかというと、寄生虫のメスの幼虫に寄生した幼虫がオスになるという奇怪さ! 先日バッタの分類の研究がしたいと書いたが、この手のメカニズムを探求するのも非常に面白いと思う。特に610は「単為生殖」のわけのわからなさ、とりわけ、ネオテニーここに極まれる幼虫生殖に魅力を感じるもちろんこれは授業範囲外の、610の勝手なる妄想の世界の話である。授業に話を戻すと、動物生理試験対策で頭に叩き込んだ、昆虫の生体防御機能にも関係していることが取り上げられて、ワクワクして仕方が無かった。
フェロモンと聞くと、同種他個体にしか作用しないものと思っていたが、このにおい物質は、例えばフェロモンを出す昆虫に寄生するハチにとっても作用するのである。高校生物の原則を打ち破るこのカラクリが理解できずに質問してみたところ、これはハチにとってはフェロモンではなく「エサのにおい」のようなもの(専門的にはカイロモンと呼ぶ)である、という答えを得て非常にハッとさせられる。そうかそういう見方があったのだという驚きもあるが、それ以上に「フェロモンは同種個体にしか作用しない。つまりは他の生物には受容できないもの」という固定観念に縛られて自分の思考が停止していたことに対する恥ずかしさというか、愚かさというか、そういうものが露見して気が楽になったのである。ついでに言えば、このカイロモンという物質については先週の授業で教わってもいるし、授業開始時の小テストでも質問の解答を示唆する設問が見受けられた。610はただ表面的な記憶力で試験を処理していたが、その無意味さが切に感じられたのである。
もちろん質問せずにあとでじっくり考えたり、資料を漁ったりすればこの見方に気が付けるかもしれない。ただ、上で長々述べたような「一瞬のひらめき」がいつ起こるかは分からない。610の経験則で言えば、こういったひらめきは活字と対面している時よりも、しどろもどろになりながらも自分の言葉で疑問を投げかけた時の方がはるかに湧きやすい。

―というわけで、そみあさん、勇気を出して質問してみましょう(´Д`)

3限:2学期成績開示
帰宅後さっそく成績を確かめてみることに。内容の4分の3を昆虫色に染めた動物生理学では嬉しいA評価を頂けたが、厳しめに採点されたという微積分でもAがついているのは不思議である。過去のレポートを振り返ると、中身より提出することに意義があるのではないのかとも思えてくる。もっとも単位修得から遠いと思われていたHuman Geography of JapanにA評価が下りたのは、きっとお情けに違いない。
そしてクラセミでC評価をもらう。毎回欠かさず出席して、先生方の発表を聞いて出席表の裏にメモを書いているが、よほど内容に問題があるのだろう。中身を思い返してみればこれは仕方ない、というよりかは、微積分よりも的確に評価されていることがよく分かる。今学期のテーマプレゼンではふざける予定だが、これはこのままC評価継続の可能性がある。まあいいや…
化学Ⅰ、有機化学ⅠともにC評価だったことには(自分の目算が合っていることもあり)納得。

そしてあろうことか「身体と文化のサイエンスⅡ」を落とす。総合科目は普通に出席して、試験にも参加していれば単位が落ちないようになっていると思っていたのだが、それは幻想なのかもしれない。それにしても、初めての不合格科目が総合科目とは悲しいものよ…

4~6限:基礎生物学実験Ⅲ
藍藻の窒素代謝の測定。テキストを前もって読んでみたり、先週実験をやった1,2クラメンバーのツイートを見たりすると、今回の実験にPCを持ち込んでおくと楽そうなことが判明したので持ち込んだのはいいが、データが可視化されるまでに随分時間がかかって、その間は手持無沙汰気味。ちょうど本日から成績開示が始まったこともあって、不思議ないきさつで610のPCを使って4クラメンバーの成績が参照されることになった。ただし、こういうオープンな場で見ることは公開処刑に等しい。
簡単に言えば「藍藻の早食い競争」で、藍藻に窒素源を与えて1時間、10分ごとにサンプリングする。それを遠心分離器にかけて、上澄みを水で薄め、そこに発色剤を投与し吸光度を測る。ここでPCの真価が発揮され、検量線が一瞬で現れる。我々の班では若干期待されたものと違うようだが、これをいかに考察するか。

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明日はたびてつ冬旅行。レンタカーで茨城県内各所を巡ってきます。  


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2011年12月08日

610の性格を変える3つのファクター



6:10起床。早く起きられない…

1限:テニス
軟式だが経験者扱いを受け、さらに隔離される。隔離されたメンバー(5名)で勝手に乱打や試合をすることになるが、やはり硬式は不慣れでやり辛い。

2限:ロシア語基礎B
過去形と生格(~の)の学習。ようやく活用表で覚えた内容が役立っていると感じられるようになってきた。先生方が仰っていたように、活用表を覚えていれば面白くなることがほんの少し体験できた。

3限:異文化と英語
610所属のグループのメンバーに、パキスタンの留学生と仲が良い資源生がいて、彼がいろいろなデータを持参してくれたためにかなり発表内容を絞ることができた。授業のためのインタビューだけでなく、個人的にも会っていろんな話を聞きたいなあ…

4限以降:買い物
生物学類生は1年次に8つの概論(分類、生化学、遺伝、動物生理、発生、生態、植物生理、細胞)を勉強するが、610だけは特別にもう一科目、『「鉄学」概論』を受講することになっていることは、読者の方には初耳であろう。実は610もこの科目の存在を知ったのはつい先ほどであって、Bookoffの店内で原先生に会った時にそっと教えてもらったのである。
そういう素敵な出会いがあったと思ったら雨が降ってきてしまった。急いで買い物を済ませて帰宅、『カマキリの雪予想』を読み終える。これはいろんな方のShort essayが集められたものであって、610はそのタイトルと著者の一人のサインが書き込まれていることに魅せられて購入したのだが(それでも¥105だとは…)、一つ一つが短くて区切りよく読めて都合よい。その上こういったエッセイを自分でも書きたいなあと思って、ブログとは別にエッセイ用のページを設けようかと思うほどである(ブログに載せてもいいが、これ以上ここでだらだら書くわけにはいかない)。
まだ何か始めたわけではありませんが、結構真剣にエッセイページを作ろうとは思っており、このブログで過去に触れたことやその他つらつらと、文庫本数ページ程度に纏めて公開できればいいなと考えています。そんなものが出版できたらもっと面白そうですが、それと学芸員の職を得るのとどちらが難しいことかどうか、610は存じ上げません。ただ、もっとウィットが無いとこのブログ並みに面白くないことは明白・・・

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明日はラン藻の窒素代謝を測ります。結構ややこしそうです。

さて、  続きを読む


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2011年12月07日

昆虫は肢が命

目覚ましをかけ忘れていたが6:26起床。

1限:細胞学概論
分厚い資料が配布されてから、染色体の基礎構造たるNucleosome、遺伝子発現のオン・オフに際してはDNA自身が変化しているのではなく、染色体の構造がほぐれることによるというEpigeneticsのお話しが高速で行われる。ついていくのが大変なのだが、しっかり聞いているとなかなか面白い。
やけに教室の密度が高いなと感じたのだが、どうやら去年単位を落とした人が多かったことが影響しているらしい。610も気をつけねば…

2限:昆虫学特講
この授業の存在に気が付くまで、この時間は化学Ⅱを受講している予定だったが、610は教職科目を取る必要が無いのでこちらに切り替える。勿論1年生はただ一人。
昆虫類の系統的位置とその特徴~付属肢の形態までを学習。動物系統分類学を受講していないのでよく分からない単語もいくつかあったのだが、あまり問題は無かろう。
授業終了時に避難訓練があったのだが、「教員の指示により」授業続行、担当者に急かされて教室を出ていく様がなかなか愉快であった。もちろん実際こんな体では本当に地震が来た時にきちんと避難できるのか分からないが、少なくとも避難訓練に対する意識レベルはかなり多くの人で低いのではないかと感じた。この前大きな地震があったばかりだからしっかりやれ・・・など言っても、昼休みを返せ!などと意見されるようなら、どちらに問題があるのかよく分からない。

3限:微積分
我々の方法と一般的な微積分の方法とのリンクを図られたのだが、610は我々の方法をさっぱり理解できていないので、それを一般に対応されてもピンとこない。

4限:クラスセミナー
クラスごとに今日から「テーマプレゼン」なる、各自で気になる生命現象を調べて発表するイベントが行われる予定だったが、4クラだけ事情が異なっていた。これは担任の指示からいって口外してはいけないのだが、このブログが4クラはおろか他クラスのだれからも知られていないと仮定して(笑)書いてしまえば、歴代のノーベル生理・医学賞の研究成果をテーマとして調べてこいということになったのである。もちろん自分で別のテーマで調べてきてもよいとのことだったので610はある小虫(こむしと読むがコムシではない!)の珍奇な生殖戦略についてまとめることに決めた。ちなみに今回は「まじめな」プレゼンを作るつもりはなく、どこまでアホらしくかつ言いたいことを伝えられるかに本腰を据えようと思っている。

5限:地球学概論Ⅱ
地球環境システムを考える。とはいっても中盤で訳が分からなくなって眠くなる。今日得られた一番の収穫は、週末に雨が多くなることの原因の一つが分かったことである。土日には多くの工場がお休みになるから、煙を大気中に放出しなくなり、雨雲を構成する粒子の一粒当たりの半径が大きくなる。ということはこの雨粒はより重たくなるので重力により地上に落ちやすくなる。そうして雨が降るということらしい。今までは何かの偶然なのかなと思っていたが、どうもそうとは限らないようだ。

6限:地球学概論Ⅲ
原始地球の誕生についてなど。この辺りは受験地学の知識を呼び起こせばなんてことはない。25分位早く授業が終わってくれて助かる。

放課後:やどけんミーティング
18日に渡良瀬遊水地へ鳥見+マイマイ・アカガネ・オオヨツボシ探しに行かれそうである。日曜日だが是非とも天気が持ってほしいものだ。

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明日は初めてのテニス。  


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2011年12月06日

英語が話せても口下手のままなのかな

2時半起床。おにぎりを作ったり、シャワー浴びたり、『女は男の指を見る』を読んだりしながら身支度を済ませて4時10分出発。この本はその名の通り、女性が男性をパートナーとして選ぶ際に指を見ているということも書かれているのだが、内容が動物生態学概論・『話を聞かない男、地図が読めない女』・『メス化する自然』などにつながっているように思えてなかなか読みやすい(著者が動物行動学者で、610が生物学類生だからかもしれないが)。そして発生学概論で聞いたことの中で、少し違うんじゃないかあという疑問もわいてくる。
実はTXの始発に乗るには早く出すぎてしまったが、列車はすでに入線していたので立って待たされることもない。

1限:農村地理学
大学付近の農村を例にして、農村の説明の後、農村地理学の立場を説明。610は履修条件にふさわしいような地理学の授業を受けていないが、そんなことは構わず受講を続ける気でいる。

2限:有機化学Ⅱ
アルデヒド・ケトン・カルボン酸等の命名法を延々1時間。

3限:ロシア語基礎A
テスト返却とその復習、最後にアンケート。610の得点は他学類の学生を差し置いてトップだったらしく、人文の奴と交換してほしいくらいだとおっしゃられてしまった。このテストは暗記するだけだし、ロシア語の語学力を網羅的に掃かれているわけではないと思うから鼻を高くしている場合ではない。

4限:総合英語(IE)
『恐怖の谷』第二章を読んで質問を探すのと、冬休みの宿題の通知。後者がよく分からず、混乱。

5限:植物生理学概論
植物分野には興味があまりわかないが、今日の話は随分面白かった。
キーワード:抑制、絶対的な説はない、(モチ)コムギ、緑色のもやし、ミヤコグサ、システムバイオロジー
雨が降ってきたので自転車を学外放置し徒歩帰宅。あとはバスを使おう。

6限~放課後:コスモスカフェに出てみる・たびてつミーティング
コスモスカフェではナイジェリアが祖国のCosmos、中国人のSindy、アメリカに5年間いたKumiさん達の話を聞いている。そう、「話を聞く」ことはそこまで困難を感じない。ナイジェリアでは17歳になってから飲酒ができるということ、中国ではレジ袋が1つ1元くらいすること、燃えないゴミの処理方法等…もちろん一言一句聞き漏らさず把握しているわけではないのだが、このくらいのことまでは聞き取れるのである。
しかし「話せない」 もう圧倒的に会話ができないのである。こんなことはずいぶん前から分かりきっていることでもあり、話せないことを承知でここに乗り込んでいるのでもあるが、やはり現実は厳しい。自分の名前の由来や、「標本制作のバイト」を説明できないことがとても情けなく感じる。
ただ、このカフェに参加したことは絶対に間違っていなかったと確信できる。そして、Cosmosが19歳であることに驚愕。Foreign peopleと接したことがあまりに希薄なためか、とにかく彼らが皆年上に見えて仕方ない。もちろん年齢の上下は全くどうでもいいことなのだが、日本人以上に年齢の推測が難しい。いや、逆に言えば日本人は(ここでは「外見的」に)幼すぎるようにも思えてくる。『女は男の指を見る』に書いてあった、日本人は特にネオテニーが進行している、という部分を思い起こすと、あながち間違いではないと思うがどうですかね、ネオテニー萌えのそみあさん?

その後たびてつミーティングへ。今週の土曜日に迫る冬旅行のしおりづくりや、ボックスの掃除を行う。
テレビを廃棄してそのまま帰宅。雨が止んでいたのでデボしていた自転車を利用できたのはラッキーだった。

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いよいよ明日は昆虫学特講!  


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2011年12月05日

そう、私は少し本を買いすぎる

数日前に、ふと「普段魚を食べるときには骨や皮を残していたけど、別に食べられないことはないのではないか」と思い立った。父の友人には、皿の上に何も残さずに魚を平らげる方がいると小さいころからよく聞かされていたことも励みとなって、昨晩アジの開きをどこまで残さず食べられるのか挑戦してみた。背骨は堅いかと思いきや案外フニャフニャしていて噛みきれないこともなく、ぜいごも鰓も顔もどうってことない。気が付くと皿の上には何も残っておらず、当初の疑問が解決。いったいこれが健康的なのかは分からないが、少なくともゴミが極端に減る事だけは確かである。

さて5時起床。本当はもう少し早く起きたかった…

今日から3学期の総合科目の授業が始まるのだが、実は今回の2つは厳密にいえば第一希望ではない。当初は「沙漠」「心の実験室Ⅲ」を選んでいたのだが、ふと気が変わって今の2つをチョイスしたのだ。理由は単純に、「受講人数が少ないから」であって、「人気のない授業を受けてみたくなった」からである。


1限:歯科医学と医学の接点、口腔外科とは
「口腔外科」は顎や口腔の疾病や外傷に対して、その予防と治療を研究・分析する学問のことらしい。これは日本ではほとんど歯科医が行うが、ヨーロッパやアメリカでは医師が行うものとされている。
日本で今から500年前位に作られた総入れ歯はツゲ製で、当時としてはとても性能が良かったというのが気になった。

2限:障害と共に生きるⅢ
「弱視」について。いまでこそたびてつにいるから技大生の方々との交流で考えさせられることがあるのだが、高校までは視覚障害について深く考えたこともなく、その言葉からはただただ全盲の方がイメージされるだけであった。610の様にメガネをかけても視力が矯正されなかったり、「本来の目的で」サングラスを着用せざるを得ない方がいることをしっかり知っていなければならない。

3限:TOFEL講座
音読により正しい発音を習得することがメインのようで、その練習を行う。少なくとも、2学期のbiology1でリスニングレベルが鍛えられたとは全く実感できなかったが、それはきっと基礎訓練がなっていないからなのだろう。自学する習慣をつけないと…

4~6限:標本製作バイト帰省→蒲田で面接
どうせ明日朝帰ってくるのでPCもいらないだろうと思いつつ、でもやっぱりないと不安だなということで持ち帰る。いつから依存症になったのだろう… 移動中は『チベット滞在記』を読む。これは大正二年から十年間チベットで修業を行った多田等観という僧によるもので、チベットの文化の豊かさや寺院での生活、ダライ・ラマ13世についてのことなどが述べられている。ずいぶん前に「北方志向」を宣言したことを覚えておられる読者がいたらとてもうれしいが、610はそれに加えてチベットにも興味がある。具体的には文字と自然(地層的、気候的、生物的)が気になる。
チベットでは死人は鳥葬にするのが一般的で、僧に供養してもらった後の亡骸をモノ同然に扱うこと(なぜならそこにはもう生前の主の魂はないと考える)が随分と印象的であった。

蒲田についたはいいが、まだ郵便局の面接には早かったので一旦自宅に戻って荷物を置いてから出陣。住民票をつくばに写してはいるが、そのことを説明するのは面倒だったから六郷の住所を書き、そ知らぬふりをして面接に臨むが、大学へ宅通しているのかどうか聞かれることもなく終わる。合否の通知は1週間後くらいになるそう。もし採用が決まれば、23日から翌7日までずっと仕分けをすることになる。
しかしながら若干不都合があって、給料の振り込みが1/31だという。もはやGXRを正月に買うには貯金をつぎ込むほかないことは決定的である。トノサマ観察や成人式後の同窓会でさっそく運用を開始したいところなので、もうここは割り切っておくしかなさそうだ。

帰るついでにBookoffとOKストアで買い物。まだ先日買った9冊のうち5冊は手つかず(しかも『チベット滞在記』は図書館で借りたもの)だというのに2店舗を巡ってさらに5冊買ってしまう。誰か610の代わりに本を読んでくれる人がいれば喜んでお願いしたいくらいだ。

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1日に失敗した始発登校を明日リベンジしようと思います。
そして放課後には2学期に行きそびれたCosmos Cafeに突入して異文化交流を図ろうと考えています。  続きを読む


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2011年12月04日

マスコミにあこがれるほど人生に害があるものはない

7:20起床。風が強いようだがいい天気である。
まずは年賀状用の写真にほんの少しだけ加工する。といっても撮影日時を書きくわえただけで、ほとんどいじっていないも同然である。
※610に年賀状を送ってくださる予定の方へ:私は23or24日から1/10まで(後述の理由により)六郷にいることになります。なので年賀状は六郷に送ってもらえると助かります。
それからホームセンターに出向いて安全靴を買い替える。これで多少の雨にも耐えられるだろう。

昼食後に宝篋山へ。





購入後1時間程度でこの汚し様!

アキアカネがまだ生き残っていた。たくさんいるのは嬉しいのだが、枝より地べたに止まりたがるようで撮影する方も地べたに横たわらないといけない。しかし、いい写真が撮れない・・・暖かいのでトンボたちも撮影者の挙動に敏感ということもあるし、日差しが強烈なこともあるし、そして腕が…









ここではオオアオイトトンボもいたが、びっくりしたのは12月に入っているのに交尾個体が現れたことだ。まあ、マウスの実験で得られた教訓を生かせば、「12月に入っているのに」という驚きを表すことにはもっと注意すべきなのだが・・・


電柱さえなければ…

そのほか、イナゴ・モンキチョウ・謎のトビケラ・オナガササキリ・ヤマトシジミ・アカガエル等を確認。
宝篋山はきれいに色づいていて何枚も写真を撮ってしまった。ところで、谷沿いは緑が濃いのだが、常緑樹(或いは針葉樹:ただし植林を除く)と広葉樹ですみわけをしているのだろうか。それとも遷移の進行が谷沿いから進むのだろうか。あと、宝篋山に比べて筑波山は随分緑色が濃かったのだが、これは神社の関係なのだろうか。裏側はどうなのか。そのうちに調べてみることにしよう。

帰宅後は「考えるための書評集」を読む。これはとても面白い。以前中島義道の著作を検索した時に発見したのだが、読んでいて飽きが来ない。特に恋愛至上主義に対する考察はとてもスッキリする。「ソーショク系」などと軽薄な言葉が蔓延する原因が、610なりにつながったように感じるのだ。このような打算を働く女性を敬遠したくなるのもうなづける。彼女は男性とではなくカネと結婚したように思えてならない。
そのうちにいろんな本を読んでここであれこれ書くことになるだろう。

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予定では明日の午後から610のアルバイト生活が始まるはずでした。1mm程度の昆虫の標本制作という信じられないくらい恵まれた仕事内容なのですが、諸事情により16日まで延期になってしまいました。非常に残念です。
しかしながら、これが逆に好都合となるかもしれません。先日年賀状仕分けのバイトの連絡を入れておいたのですが、その面接は平日17~19時の間に行うというのです。勿論つくばではなく蒲田で行われるので、標本制作バイトが入っていたら物理的に行くのは困難に思えます。なので、この機会を利用して明日帰省して面接に挑もうと思います。まったく、何回目の帰省なのかと数えてみたら11回目。これは多すぎるなあ…
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2011年12月03日

Future is Now

今朝は8:50起床。やはりだらけてしまう。
昨晩からニコ動で腹筋を崩壊させていたのだが、午前中いっぱいは引き続き笑い続ける。
午後になって気分を入れ替え『上司は思いつきでものを言う』読了。これはものすごく面白い。「葬儀の副葬品としての埴輪を作る会社」内での会議の不毛さがたまらない。それから『新エゴイズムの若者たち』を読み始める。これは今から10年前に書かれた本であるが、そのころの小学校では席替えがクジで決めるのではなく生徒で話し合って決めていたり、また机が黒板を向いているのではなく、生徒同士が向かい合って座っているというのである。「自己決定」の概念がこの年代の子どもたちにも根付いているということであり、ちょうど10年前と言えば610も小学生だったわけで、当時の記憶を回想してみてもまったくそんなことが無かったのであるが、これはどういうことであろう。

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明日は晴れるようなので、宝篋山の紅葉でも見てこようかと考えています。

今日は一日中部屋に籠っていたためネタがありません。そこで、先月30日の梱包バイトで思ったことを追記に書き、当日のブログで宣言した更新の代わりとします・・・  続きを読む


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2011年12月02日

その白衣は伊達だったのか…

今朝は6:10起床。まだみぞれは降っていないようで、外もずいぶん寒いのだが、では北海道ノリ区別は今頃どうなっているのか確かめてみたところ平気で-15℃を下回っていた。610には想像のつかない世界である。

1限:PE
ラッセル『幸福論』第4章「退屈と興奮」の訳。

2限:昆虫機能制御学
比較的大きい教室なのに、参加者が10名しかおらず寒々しい。Astroさんを発見(「発見」と書くと大袈裟かもしれない)。生物をもって生物を制する「生物的防除」や、異種個体間に作用する化学物質"allelochemicals"についてお話しされる。簡単にまとめると同種個体間に作用する"pheromone"の対局にある物質のことで、におい物質を放つ発信者と、それを嗅ぎとる受容者とが利益あるいは不利益を得ることにより数種類に区分されている。一応においを出すものは「生物」とされているが、例えばゴミそれ自体が出す臭いは「生物」が出しているのだろうか。微生物が絡んでくるとにおいの元を「生物」か「非生物」かに決めるのは難しいようだが、それを聞いていると生命の「死」の定義も結構曖昧なんじゃないかと思えてくる。


3限:バスで帰宅し昼食、3学期の時間割作成、読書etc

4〜6限:基礎生物学実験
昔懐かしのだ腺染色体観察。高1のころはユスリカを使ったが、今回はキイロショウジョウバエを使うという。これがユスリカよりも小さくてやりづらいかなあと思っていたが、唾液腺を取り出すこと自体は慣れれば大変ではない。問題は染色体をうまくつぶせず、かつよく見えないことにある。染色したプレパラートを4つ作ったのだが、何故か一番最初に用意したものが一番まともであって、残りは尽く染色体を見出すことができなかった。
今回はTAさんがなかなか面白かった。610は検鏡するときにメガネを外すことがある。その方がレンズをのぞきやすいのだが、裸眼のまま他の動作をしようとすると困難が生じる。そのほっぽり出されたメガネのレンズの厚さの半端なさを指摘されたり、白衣で食堂に行くとしょっ引かれることを伝授してくださった。

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夕食時にバイト情報を検索していたところ、明日八潮で手ごろな倉庫作業のバイトが見つかったので応募しようと食器を洗っていたのですが、その間に募集が終了。なかなか悔しいものです。
まあ、明日は天気が悪いようで、今は外出できる靴が無い時点で外に出るのは控えておいた方が良さそうです。レポートにもテストにも追われないのだから、ゆっくり読書ができればいいのですが…  続きを読む


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2011年12月01日

12月から始まる「3学期」

3時53分起床。いつもであればこれは早起きの部類に入れられるが、今日に限っては「寝坊」 仕方がないので六郷土手の始発電車を利用。地面が濡れているので下方向からの安全性が全く確保されていない安全靴では容赦なく水が侵入してくる。バカな610は蒲田で降りてしまったが、この場合は品川まで京急利用で行った方が安く済む上に、靴の浸水も防げたのだ…
TX内ではほぼ寝通す。

1限:体育種目決め
テニスを第一志望にしたが定員超過。あぶれれば柔道以外に選択肢が無い状況で、第一次選抜に漏れる。
ああこれは今学期全部自主休講かなあと思っていたが、敗者復活で見事定員に返り咲く。ともに戦った同志A氏は柔道場送りに…
一旦部屋へ帰るが、ちょうど雨が降っていて防水対策をとっていない610のズボンはびしょ濡れに。着替えるとともにバス利用を決意。

2限:ロシア語基礎B
まずテスト返却。1学期と比べて点数は下がったのは仕方ないが、あまり点数自体は成績に影響されないように思う。ロシア語のクリスマスの歌の動画を観てから過去形を学ぶ。

3限:異文化と英語
3学期のグループが決定。今までは大体男女別のグループが作られていたが、今回は男性、女性のみのグループが形成された。610のグループは(今のところ)全員男性で、しかもある程度面識のある人たちなので気負いしないというか、今までのようなグダグダが起こりにくそうな感じがする。前回の授業で名前を出せなかったJoe君を登場させられたが、「グループ発表のネタ」という観点からすればここは発表しない方が有利に働いたようだった…

4限:化学Ⅲ
化学結合論について話されるらしい。電子の軌道やエネルギーの話が出てきたが、これは化学Ⅰや有機化学Ⅰ以上に分からない気がする。

放課後:買い物
2週間前に買ったジャガイモとハヤシライスのルー「2週間前」はこちらにも掛かっていますが半分余っているので、これを木・金で消費することにする。となると610の場合は人参だけあれば十分で、しかも今日は19円で売っている。そして610の主食たる魚だが、さばとアジの開きが1つ50円で売っている。これは今までのように「半額漁り」をするのと同等、あるいはそれ以上に安く帰るので5つほどガメておくことに。これだけあれば最低5日間は夕飯のおかずに困らないのだが、今までの生活の中でお菓子が無いとやっていけないことはここでも何度も書いてきた。そのお菓子代、さらに果物代が結構かかるのである。まあ今月は23日以降は帰省する予定なので10月の様に悩むこともなかろう。安全靴の値段が大体買い物1回分だと考えればちょうどよいかなあ…

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明日は2限に資源開講の「昆虫機能制御学」という授業に参戦してきます。いよいよ大学生になって初めて昆虫の授業を受けられます水曜日にはその名も「昆虫学特講」があります!。やどけんのKさんはいらっしゃるだろうか・・・

もしかしたら…  続きを読む


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