2011年10月30日

死重を背負って三十里

昨夜、本棚を整理していると「積ん読」状態のものが多数読みたくなってきて、気が付けば明日の持ち帰りリスト入りしてしまっていることに気が付く。ただでさえ荷物が重くて大変なのに・・・
そしてUSBを発掘、懐かしい生研やSSHのデータが出てきて感慨に浸る。でもMr.SSHが必要とするものは5月3日か4日に宝篋山で無くしてしまったままである。

今朝は4:57起床。京急の始発電車の音を聞きつつも目覚め不良で、Essayを書く気にはなれない。というより勉強する気が起こらなく、まったくもって有機化学の教科書を持ち込んだ意味が無くなる。
朝食後土手に行ってイナゴ採り。朝は涼しくて収穫効率が高いのだが、いかんせんピークを過ぎたようであまり数が増えない。その上色んな草のタネが引っ付いてきて鬱陶しい。



ついでにサンライズと185系普通電車を撮ってテツ分補給。やはりMT54のモータ音は心にしみるなあ…
イナゴ採りを終えて身支度を整えるのだが、どうしても定期入れが見つからない。これは免許証と学生証の紛失にも直結するインシデントで、しかも昨晩の道中落とした記憶が無い(使っていない)のだから非常にあせる・・・ジャンバーのポケットにあるのが分かって一件落着。

出発前にリュックの重量を測ったところ、10.8kgと表示される。夏休みにはもっと重いものを背負って蒲田まで歩いた記憶があるが、今日は2つの大学に寄ってからつくばっくするのだから無理はしない方がよい。ということで京急利用で蒲田入りし、ここから東急線で用賀を目指す。こうすると経堂経由に比べて半額の運賃でTN大に行かれる。用賀について一瞬逆方向に進んでしまったが慌てて引き返し、Kさんのシフト終了間際に滑り込みで到着できそうである。
TN大についてみて驚いたのだが、模擬店に並ぶ行列がとにかく長い。我々のスティックケーキなど恥ずかしくて出店できないレベルだ。Kさんはごみの分別を指導する委員会に所属していて、その展示の担当をしていたのであるが610は部屋を間違えてお茶を頂いてから再会。今いる建物は9月にリニューアルしたようでものすごくきれいビックリしてしまう。
Kさんは別の仕事があるというのですぐどこかへ行ってしまったので、ひとりで展示の見学。まずはミツバチ研究会のミツバチを見に行き、それからここへ。



昆虫はメインではないが写真があり、川魚や奄美大島で捕まえたシリケンイモリやキノボリトカゲが生体展示されていて、パネルでいろいろな説明がされていた。写真とスケッチ(鳥)のクオリティがとても高くて見入っているうちに夜勤明けの大道具長降臨。大学のすぐ近くに住んでいるので来てくれたのだ。同じくクオリティの高い甘酒と酒まんじゅう(どちらも¥100と良心的)を手に、SFCやバイトのウラ話などを窺う。610みたいに放射能をほとんど気にせず栗や柿を食べるのもどうかと思うが、恐れるあまりファミレスのメニューの産地をすべて聞いてまでして外食をするのもどこか矛盾しているように思える。その他、とんでもない汚客様がしばしば来店するらしい。そして経堂まで荷物を運んでもらう(自転車の荷台を提供してもらう)。宅飲みできるといいなあ…
駅ではちょうど急行新宿行きがやってきたので飛び乗ったはいいが何と言う混み具合!普段鉄道を利用しない田舎者にとっては非常に心苦しい。それでも下北沢や代々木上原でそれなりの降車があった。
西武新宿駅まで歩いてから拝島快速を待つ間にテツ分補給。



電車内で焼き芋を食べたり『昆虫の生物学』を読んだり、一瞬寝たりしながら鷹の台を目指す。
駅からM美までは徒歩で20分くらいかかると伺っていたのでそれを切れるようタイムトライアルに挑もうとしたが混雑と経路ミスで25分くらいかかってしまったが無事到着。途中STRIDAに乗っている人を見かけたが恐らくM美生なのだろう。玉川上水に沿って歩いていたのだが、ことあるごとに【枝の落下にご注意ください】という親切な注意書きが貼られて、何とも目障りに感じる。枝が落ちてくることくらい想像できないものなのか?恐らく枝が落ちてきて管理が悪いという類のクレームがあったのだろうが、こうやって注意書きが無いと気が付けないのは情けなく思わないのだろうか。

ぼやきはこのくらいにしておいてM美到着。少し雨が降ってきたが大丈夫だろうか。



正門をまっすぐ進んで1号館たる建物が前に来たるが、ここにピンクのジャンパーに身を包んだそみあを見つける。ひとまず荷物をデポさせてもらい、柿のありかを教えてもらってそちらへ向かうことに。ここもTN大のように人が多いが、あちらより年齢層が若い感じがする。



柿の木を見つけたは良いが、手もとにあるものはすでにもぎ取られているようで収穫は無理かなと思っていたのだが、写真の右方向に回り込むことによって柿を2つ収穫することに成功。つくばの柿よりも大きいので期待(?)できる。ちなみにこれは渋柿でした。干し甲斐があります(´Д`)
それから近くの禽舎へ。


これを世の若者たちは「ドヤ顔」と形容するのだろうか。写真写りは最高である。しかし名前が分からない…




日本画専攻の人たちがこの鳥たちをモチーフにするらしいからここで飼われているらしい。出会いがしらにメスのクジャクに「パァ!」と言われてしまったがこれは何を意味するのだろう。
ここで長居しそうになったのであわててパンフレットを見て行先を決める。まず都電をテーマにした個展を見に行ったのだが、そこの入り口を見つけるのに長い時間を要した挙句、あるべきはずの展示がどこにも見当たらない。出展者が来ていないという。これは残念…
それから適当にふらついてみる。
・工房の切り絵がとてもきれい
・第72回終議院議員総選挙
・地底でそみあを見つける
・絵葉書購入
・図書館らしき場所へ
色々巡っているうちに疲れてきたので撤収を決意。そみあは展示見学中だというのでその場にいた人に荷物引取りの許可を得てから先来た道を引き返す。バス待ちの行列が酷いことになっていたがもともと利用する気はないのでそのまま通り過ぎるが、バスそのものはどんな具合か見てみたかったなあ。床は木張りだったりするのかなあ…
駅に着いたときにちょうど乗りたい方面の列車がやってきていて、改札に至ったところで発車。何とも残念な瞬間でさらに13分待つ羽目に…
※つくばまでの工程は省略!
宿舎についてもまだやることは残っていて、荷物を解放した後に買い物へ。あまりに疲れていてさすがの610でも調理する気が失せていたので筑前煮を今晩のおかずとして購入。就寝が22時に差し掛かってすぐに寝たのは言うまでもない。

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教訓:文化祭は土曜日に行くべきだ。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)