2011年07月02日

※これでもテスト週間です

6時25分起床。だらけてしまうのは仕方ないのだが、宝篋山に行くには遅すぎる。
とはいっても8時前には現地入り。今日の目標はホタルとゼフィルスなのだが、ホタルは見当たらない。まだ発生していないのか、それとも発生し終わったのか、それとも棲息していないか…
それからハンノキやヤナギの群生するポイントへ向かう。ミドリシジミは思ったほどいないようで、捕まえられるのもすべて♀。ああこりゃ来るの遅かったか… kojeeeさんとサラサ観察して以来、来ていないからなあ…
この辺りを行ったり来たりしているとオオムラサキがサッと過ぎ去って行ったり(何とでかいこと!何と力強いこと!)チョウトンボがふわふわ飛んでいたり(偶然採集に成功)飽きないのだが…暑い。天気が悪いのも嫌だが、晴れすぎるとおそらくウェーダーでは熱中症になってしまうだろう。今日は晴れたり曇ったりしていたが最悪の暑さではなく対処できたのだが… だからもっと早い時間から探さないとやってられない。



このカエルの小ささがたまらない!




けっこう若いようだ

いったん帰宅してウェーダーを片してから、昨日降雨で中止になった校内ゼフ探し。もうクリは終焉した模様で、悲しいかなアカシジミたちに会うことは叶わないようだ。 それからA池に行ってみると、前回見た時(いつだろう…)よりグッと水生植物の勢いが増していて、下池の方はかのチョウトンボの池と非常に環境が似ているように思える。それにすぐ裏に木立があるからマルタン系もいるような… 黄昏飛翔を確認するほうが簡単かな。



上池にて

それから野性の森へ。樹液場を見てみたら…なんと!!



つくばにきて良かったと思える瞬間である。メスだったこともあり、まあ逃げてもいいやと手づかみで採集を試みたが成功。指にビクビクと伝わってくるこの躍動感がたまらない!中2か中3の夏、この力強さに負けてしまってせっかくとらえたオスを逃がしてしまったことがあるので慎重に三角紙へ収める。
次は(できればオスの)翅を開いているところ、スズメバチ混みの写真を撮ってみたい!
裏に回り込んでみると・・・クワガタたちが潜んでいた。ノコのペアとコクワ♂を確認したがノコ♀を落としてしまってつかめられたのは♂のみ。面白いことにノコ(中歯)よりコクワの方が大きい。
戻る前にゼフ探し…クヌギからゼフが下りてきたが、ミドリシジミに似ていて灰色をしている。これはオオミドリシジミかな?これもメスだったのは仕方ないが、採集できただけでも満足。

さてさて。ビワの様子はどうなっているかというと・・・



熟れるに任せるがままなんてもったいない! だいぶ落果してしまっているが、上の方にはまだまだ食べごろのビワが残っている。前回と比べて糖度も増加していてとてもおいしい! 長竿を駆使したり、木に登ったり(!)してとにかく好きなだけもぎ取る。この落果具合からビワ泥棒として怒られることもなさそうだ。
ビワは店で高いお金をはたいて買うものではないことを再認識する。

帰宅後は洗濯や部屋の片づけ、ビワの処理、標本整理などなど。
オオムラサキのメスの巨大さに圧倒される。標本箱泣かせだな…

~・~・~

明日も雨が降らなければほぼ同じ行動を(時間を2時間以上ずらして)とる予定です。
ボロボロでもいいからゼフのオスを見たい…  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(2)