2011年04月19日

雨の日は”43Rstyle”

4時半起床。外の雨がひどく外出する気分が失せるが授業を休むわけにはいかない。厳密にいうと自分が濡れるのは構わないが、教材をふやけさせたり自転車を濡らしてチェーンやギアを錆びつかせたくない。前者はビニールをかぶせておけばよく、後者も「洗車日」と割り切って、あとでメンテナンスをやっておけば問題なかろう。

・・・と考えていた自分が浅はかだった。ズボンは太ももあたりまでずぶぬれだし、靴はもちろん靴下まで浸水。手はゴム手袋を使って難を逃れたが、このまま暖房の入っていない教室で授業を受けるとなると不快なこと間違いなし。とりあえず裸足になり、座ると濡れたズボンが脚にくっつくので授業が始まるまで立って過ごす。
1時限目:都市地理学
地球学類・比較文化学類・人文学類との共通開講講座。3年生向けの講座らしいが問題ないだろう。
導入部分はあまり面白くない。まあ自分の受講態度が異常事態なので面白く感じようとも感じられないのかもしれない。
2限目:情報講義
部屋は幾分暖かくなっていたが導入部分はあまり面白くない。ただ2進法の説明に、高1時代にいまいち理解できなかったモヤモヤしたところがスッキリして安心。

昼休みを使って帰宅し着替え。ちょうど雨が止んでいたのでよかった。

3限目:ロシア語基礎A
受講者数3人に変動が生じ、新たに資源の1年生が登場。しかし今日はそれだけでなく3名の留学生とともに授業を受けることになる。うち2人がカザフスタン、もう1人はウクライナ出身で、彼女たちはロシア語はもちろん、母国語のカザフ・ウクライナ語、そして日本語も使える多言語習得者でもある。こういったことは向こうではザラのようで、そこに日本国民の610には多いなる不思議を感じる。「カザフやウクライナにはどんな虫がいますか」と聞いてみたところБожья коровка(テントウムシ)と答えが返ってきたが、ロシア語の意味としては「神の箱」を表すという。日本では「お天道様に向かって歩き、飛ぶ」習性から和名が与えられているが、それとは違うような気がして、いや「天=神」と考えればそんなに違っていることもないかな・・・と思えたりもして興味深い。

4限目:総合英語
担当教官はnative、これも英語で授業が行われる。USBが毎回必需品となるらしい。
5・6限目:meeting
昨日決めた出し物について、キャストの方々と話し合う。109監督の采配によって形が見えてくると同時に、610に課せられていた「司会」という役を降板することに。私と会ったことがある人なら610が司会役に向いていないことは分かっていただけるだろうが、重荷が取れたようで少し安心。

放課後:バイオeカフェ
meetingが長引き(まあずっとまじめに話していたわけではないが)、予定ではいったん帰宅してお米を研いでおきたかったのだが雨も降っていることだし時間もないので泣く泣く会場へ直行。それにしても4月下旬とは思えないくらい寒い。
生物学類主催の「サイエンスカフェ」という、科学に関する話題を気軽に聞ける集まりに参加。今日のお題は「21世紀のプラントハンター」で、野生種の調査・改良・多様性維持について?のスライドを見たり、植物資源の所有者はだれのものか、植物資源をどう利用していこうかなど難しい課題を議論したりする。生物チャレンジでも似たような講演会があったが、今回はその時よりだいぶ会場の空気が「堅め」で通常の講演とあまり変わりがないように思えた。
ドーナッツと飲み物がふるまわれるので、夜に弱い610はこれを夕食にすることに。
帰りは自転車利用を断念し、すぐ近くのバス停から宿舎へ帰還。こういう寒い日に風呂がたいそう暑くうれしい限りであった。

明日は午前中フリーで、昼に入学式がある。午前中のうちにレインコートを買いに行きたいが・・・  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)