2019年03月14日

2019. 3. 1 - 14 の人生

3. 1 午前中実習の準備、切片の観察なD。午後、D論の製本準備、メールなど。
3. 2 午前中遅くから昼にかけてオフィスの冷蔵庫と食堂の教養調理器具の整理。勝手に色々捨てる。昼、二郎系ラーメン。買い出し、鳥見(ハシビロガモが10つがい程度)。

3. 3 やる気が出ない。ノミの封入準備、ほぼ存在が知られていないHPの更新。ハチ屋の同期に昔もらったネズミについていたノミの種がおそらく判明。メスが1匹しかついていなかったのだが、貯精嚢が2つ存在するという特異さゆえすぐに属まで落ち、それが日本には2種しか記録がないらしい。

3. 4 午前中実習準備。とある冊子をもらう(1冊目)。午後、トワダカワゲラ科以外の切片観察。そして実習開始。今回は留学生が多いので基本的に英語でやる(たいへん!)。双眼鏡の使い方を英語で説明したが、きっと正しい用語は使えていないがなんとなく使い方が分かってもらえればいいやという感じでやる。

3. 5 3月の実習は毎年雪の心配をするのだが、今シーズンはなぜか雪が降った。午前中樹木園、午後は滝。滝も凍っていた。

3. 6 午前中は構外散策。キバシリ飛ばず。午後からグループワーク。

3. 7 1日グループワーク。2週間前の日本人対象の実習と今回の留学生実習、メニューは同じであるが実習生のふるまいがいろいろ違っていてそれを見るのは面白い。夜に研究発表。ネイティブレベルで話されるとほぼわからない。夜は反省会。夏にも来ていた解剖娘が今回の実習にも参加しておりいろいろ話す。夏にちょっとした事故をしたことが気がかりだったらしいが、私はなにも気にしていないことを告げる。

3. 8 実習終わり。現在の体制で行うのもこれで終わり、つまり所属研究室最後・学生最後の実習であった。しんみり具合は夏に一通り済ませてしまい、今はただ「疲れた」という感じのみである。昼は研究室メンバーで焼きカレー。昼寝をして下山。「代車の代車」の所有者であるYさんに車を返却したものの、彼女はたいそう酒に酔っていた…

3. 9 つくばに移動。大学敷地内にできたというスーパーマーケットを表敬訪問。このたびはBOSSの退官記念講演があるのだが、その前に別の先生も話をしていたのでそれも聞く。BOSSの話は研究室でいつも聞いている内容ではあるのだが、最初から最後までほぼずっと研究の話であった。40数年、一つの学問に没頭してきた人が達する境地というものの重厚さを感じる。その後余韻に浸る間もなく祝賀会会場に乗り込みいろいろ準備。夏と冬の実習に来た実習生がバイトをしていてびっくりする。祝賀会ではおいしい料理・お酒・先輩方との歓談を楽しみつつ、研究室の歴史を感じる。その後2次会でケニアと北欧のビールを飲んだり、所属施設の問題について願ってもない解決策を提示していただけたりするなどして時間切れ、実家に戻る。

3. 10 実家の最寄り駅の終電はとっくになく、2キロくらい離れた別の駅から帰省したころには1時半。しかし目を覚ましたのは7時半。高速バスを使って帰菅。移動中はずっと寝ていたがまだ眠い。買い出しをして戻ってきたが自炊する気力はなく、最近できたインド料理屋でカレーを食べる。

3. 11 12時間くらい寝たが、これだけ寝られるほど疲れているのは相当久しぶりのことだ。昼前に出所し、最近オーバーホールしたSEMの調子を確かめるという名目でノミの観察。思った以上につるつるしていた。ついでに、去年の春先に手に入れたモモンガについていたノミの封入処理もする自炊や実習関連の片づけ。

3. 12 午前中に今年度の研究報告書を書いたり、さらには某申請書にも手を出し始めたり。う~む、2年前には「これが最後」と思って書いていたはずの某申請書、また書くことになるとはなあ・・・まあでも、通れば3年の身分とそれなりの待遇が得られるので書くからにはしっかりしたものにせねばならない。

3. 13 午前中は昨日の続き。昼に送別会。製本を依頼したD論が届いたが、表紙の活字がおかしい。先輩方のものと見比べても明らかにおかしいので問い合わせる。BOSSにちょっとした進捗報告。数か月後には投稿していこうということで何とかしていきたい。

3. 14 朝からやる気が出ない。だいたいこうなるのは寝不足および申請書の書けなさに由来するものであることは分かっているので積極的に昼寝をしたりするがなかなか改善しない。そんな中ふと論文誌のHPをチェックしていたらボリュームレンダリングによる3次元再構築の図版を目にし、思うところがあって作業を行う。D論の回答があり、再製本が可能となったので返送。また来年度から住居が変わるので引っ越し先の見学にも出向いたのだが、なかなかすごいところであった。
  


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2019年02月28日

2019. 2. 3-28 の人生

2.3
午前中延徳の田んぼ→留鳥しかいない。某スーパーマーケットで福引、ラップが当たる。午後に実習用の双眼鏡チェック。10x35Eのマルチコート版(©)、右接眼レンズ内にやたらと汚れが目立つ。

2.4
午前中切片をどうしようか考え撮影。その後ずっと撮影したり観察したり。


2.5
午前中にD論最終チェック。これ以上時間をかけても生産体ではないだろう。昼までお勉強。神経系についてちょっとものが言えそうなことがわかる。午後は洗濯・昼寝。切片用の卵を選んだりガラスナイフを作ったり。夕方から寒天包埋、途中まで脱水。

2.6
後胚発生観察の準備。始めるのがちょっと遅かった・・・午後3時ごろまで、各研究室の卒研生による卒研発表最終チェック。概してスライドが洗練されており分かりやすくなっている。確定申告、某申請書準備。英会話。夜は卒研生の決起会。

2.7
午前中は過去に用意した樹脂ブロックを切る準備。昼までに1つ切る。後輩卒研生のメールを返す。その後3卵切る。5日に用意した卵を樹脂に沈める。

2.8
減圧浸透。後胚発生。染色。薄切。染色液が入らない。樹脂包埋。

2.9
女子高生のSSH実習の準備と簡単なガイダンスを行い下山。

2.10
都内で所要をすませる。

2.11
予備審査よりも緊張を強いられるイベントに参加。

2.12
午前中に帰菅したものの調子が悪い。越冬動物の様子を見たところゲンゴロウにカビが生えており離別。切片関係を少し。オーストリア人教授+卒研生2名のフェアウェルパーティー。そばを食べ過ぎる。

2.13
後胚発生。切片撮影。染色液調整。

2.14
後胚発生。切片を5ブロック切る。

2.15
後胚発生。14ブロックをトリミング。今日も5ブロックぐらい切る。

2.16
午前中買い出し、途中でハギマシコを目撃!いつもの池に行ってミコアイサ1ペア。川の近くでチョウゲンボウ。切片を洗ったり切ったり。染色液が入らない。

2.17
菅平で鳥見。ハギマシコっぽい群れを遠くにみる。切片を3つ切る。

2.18
切片の洗浄、実習準備。染色液が入らない件をBOSSに相談し再調整したら無事に染まるように。以降実習の合間に染め直し。ガイダンスや授業など。

2.19
道具の使い方を説明し野外へ。カモシカの糞塊。滝の周りにカワゲラはわずか。雨が降る。巣穴の巣材からノミ!

2.20
構外散策。キバシリがさえずっている姿が可愛い。ヒガラが水浴び。実習生は自由研究。私はノミが気になる。夜、誰かが地上波に登場するが私は興味がないので研究を進める。しかし、なんでよりによって人の多い実習期間中に放映するのだろうか・・・

2.21
自由研究、昼頃えさ台に猛禽が登場、あれはきっとハイタカだ。以降鳥の声が全くしなくなってしまう。夜に自由研究の発表、そして反省会。

2.22
掃除して実習解散。来年度のあれこれに関する書類を出したり書いたり。勢いで買ったノミのモノグラフを使って調べる。BOSSと寂しい話をする。


2.23
午前中にYさん(久々の登場!)が上田に来たので合流して餅を買っていつもの池、そして別の池へ。午後はBOSSにご挨拶をして2時間程度みっちりと形態学をうかがう。それから関東某所へ。

2.24
関東某所で鳥を探すが見知らぬご婦人に声をかけられるなどする。これが放映の効果か・・・なお1か所目はウスタビガのまゆしかみつからず2か所目に移動したがここで混群に遭遇し、これを形成するほぼすべての小鳥を観察。特にキクイタダキは初見であり黄色い模様を確認してガッツポーズ。夜に高速道路にのりアクセルを踏んだところ(代車の)エンジンからやばい感じの異音がして何とかPAに逃げ込んだがここでエンスト。仕方なくYさんに送迎を依頼。

2.25
代車の処理について色々相談して「代車の代車」で帰菅。疲れてしまって大したことができない。

2.26
某申請書をちょっといじって切片。出かける前に薬品処理していたノミをプレパラートにする。切片を3つ切る。これでこの3か月に145卵相当を切った。論文のデータは充分得られると信じたい。

2.27
定期清掃、切片観察。延々と撮影、英会話。

2.28
午前中切片観察、午後学生連絡会、ろくもん号3か月ぶりの帰菅、観察の続き。モチベーションが下がってしまいブログを書くなどして時間をつぶす。
  


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2019年02月02日

2019. 1. 4 - 2. 2 の人生

1. 4 Ultima のオーバーホールを頼みにVixen本社に行く

1. 5 やすみ

1. 6 鉄分補給、帰菅

1. 7 本審査準備。予備審査の時より時間が半減するのでその分内容も半減させなければいけないが、これがなかなか難しい。年末年始に勢いで落札したSEが届いたのでチェック。備品(EII)より重いし大きいが見え方はやはり上か。夜に星や夜景がよく見える場所に行きComparative Binocularology! SEの見え味はとてもよい。

1. 8 本審査スライド。散歩してSEとOliveの比較。やっぱSE明るい。本審査発表練習したら考察に差し掛かったところで時間オーバー。もっと削らないと。EIIとSEの色収差チェック。EIIはやっぱ視野が広いことの爽快感やブラックアウトしにくいところから使い勝手がいいが、雪原で使うと色収差が目立ってしまう。SEにはほぼ感じられないのでその違いを感じてニタニタする。

1. 9 本審査スライド、どこを切ろうか悩む。切片の撮影。

1. 10 ほとんどを切片撮影に費やす。

1. 11 この日も切片撮影。

1. 12 所要により東京へ。

1. 13 ~ 15 東京でひどい風をもらい、年末のインフルエンザよりひどい症状を呈しダウン。

1. 16 なんとか復帰。昨年末やる気をそがれながら進めた書類作業の焼き直し。まあたまたまそういう運命にあったということだ。

1. 17 本審査スライド、各種書類。スライドチェック(2回目だった気がするが最初いつやったか忘却)。予備審査前後でやろうと思っていた研究について、95年位前に先行研究があったことを知る。いまの技術をもって再観察したらいいデータは取れるかもしれないが一番気になっていた点が(一応)明らかになっていたのでモチベーションは低下…後回しになるかもなあ。組織切片画像の3次元再構築について考え始める。

1. 18 本審査スライド。3次元再構築についていろいろやってみて目が疲れる。本審査は何とか時間内に終わりそうだ。

1. 19 買い出しと鳥見。いつも行く池の向こうに猛禽っぽいのが見えたので近くで確認したところハヤブサのようであった。夜は発表練習。ちょっと言葉に詰まるとすぐ時間オーバーするのでよく練習しないといけない。

1. 20 3次元再構築の本が届いたのでそれを見つついじる。夜に発表練習。

1. 21 3次元再構築のフリーソフトをいくつか試してみるが上手くいかない。あるものでは理想の画像が表示されるがそれ以上編集できない。別のソフトではクロス切片の画像データからサジタルの観察ができて驚愕したのだが背景を除去できず、切片だけの立体像を得られない。翌日の本審査に備え最後の対策。

1. 22 本審査当日。5時に出発。BOSSからの個人指導を受ける最後のチャンス、色々話す。実際の本審査、発表すること自体は今まででも版というくらい時間通りにできた。質疑応答も予備審査のときのような凍結は起らず安心したが、ズレた回答をしてしまったものがあって悔やまれる(とっさに的確な回答をするのには慣れが必要だとのちにBOSSからフォローをいただく)。いつも立ち寄るうどん屋でうどんを食べ帰菅。30分の審査のためだけにきて、直行直帰。帰りもいろいろ話す。とりあえずいろいろと終わって一安心。

1. 23 午前中D論の直し。午後切片撮影。英会話。

1. 24 撮影、D論、自炊、暗い話、切片準備(トリミング)。

1. 25 トリミングつづき、切片切り、同時並行で画像処理。

1. 26 染色、定期清掃、染色・封入、買い出し。Oliveの純正ストラップがあまりに不便なので市販品を導入、ベストではないがだいぶ良くなる。勉強や料理。

1. 27 下山してトモエガモを見に行く。たくさんいて去年のリベンジに成功。もどってきて切片のつづき。

1. 28 D論を直してBOSSに最終チェックを依頼。切片撮影と染色。

1. 29 切片を切る、D論帰ってくる、卒研生来る。この卒研生は特殊事情を抱えており、色々あって強化合宿を組むことに。その前にメールでいろいろ叱責してしまったのでだいぶ落ち込んでいる様子・・・後輩にうまくフォローしてもらう(研究指導は少しはできるが、メンタルフォローというのは私には難しい…)。切片切りと撮影。

1. 30 切片切り、学生間で生活・研究面の話し合い、切片切り、卒研生スライドチェック。うーむ、だいぶ困難を感じる。英会話、自炊、染色封入。

1. 31 幼虫を切る。これによって年末に用意した13の樹脂ブロックを切り終え、ちょっとした解放感に浸る。合間に卒研生スライドチェック。だいぶ良くなってきた。後輩に大分苦労を掛けてしまって申し訳なく思う。夜、久々に染色液を調整したら不手際によって染色に失敗。この辺の感覚を取り戻していかねば…また切り直しにするのは嫌なのでリカバリーに挑むが完璧な解消は不可能であった。ああ人生。

2. 1 D論の最終チェックに突入。合間に卒研生指導。だいぶ調子を取り戻してきたようなので私の能力でも対処できそうな予感。つらつらといって聞かせたが果たして意味があっただろうか…しかしスライドは見違えるほどによくなり、本人の応答もよくなってきた。正直来るまでは悲観的であったのだが、とりあえず卒研発表は何とかなりそうだ。

2. 2 染色や切片撮影、卒研生スライド・原稿チェック。昼前に送り出し。卒研生は来年度は別の研究室で違う分野で研究をするという。そこでも苦労すると思うが、それをどう乗り越えていくか的な話をしてみる。周囲の環境に恵まれることを願う。それから買い出し、自炊。そろそろ切片のデータも溜まってきたので、先行研究の図版を真似してデータを並べてみたりしてもいいかもしれない。

自分の将来の進路については、学芸員になりたいだの研究職でなくてもいいだのいろいろ考えていたのだが、現在はむしろ研究職として残ることを第一の希望として、それでダメだったら潔く進路転換すればいいか、という意気込みでいる。予備審査の重圧から解放されたとたん、切片を切りたくてたまらないおじさんと化してしまい、とくに器官形成の論文を書きたいと思うようになってしまった。何がそうさせるのかわからないが、ここ1,2か月ずっと切片をやっている。研究内容自体はあまり新規性のない記載的・銅鉄的な内容だし、そのうえに求められる知識は莫大で、時間もかかる、はっきり言って労に合わない研究にも思える。ただ、なんだろう、そういった地道な形態観察を通じてはじめて到達できる境地があるような気がする。せっかく学位を取得できる見込みとなって、幸か不幸か某就活にも失敗している今、その境地に立ったものしか知ることのできない世界とやらに近づいてみたいと思うのは、ある意味で必然なのかもしれない。
研究を続けるにしても、違う分野に挑むとか、より近代的な手法を取り入れるとかいうことも往々にして求められるのだが、その可否はともかく、私はあまり魅力を感じない(この研究をしてみたい!という意欲がない)。過去の偉大な形態学者に肉薄することは不可能だろうが、彼らに近づこうと思うのであれば、寄り道はなるべく少なくしたほうよさそうだ。
  


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2019年01月03日

2018.12.22-2019.1.3の人生

12.22 午前中買い出し+池で鳥見。双眼鏡をとっかえひっかえして景色を楽しむ。午後切片を切る、採卵、解剖。

12.23 午前中居住地の大掃除。廊下や窓ふき。午後3ブロックの切片を切る。

12.24 1日中切片を切りつつ寒天包埋を開始し脱水。

12.25 午前中は成虫の解剖、午後切片を切る。脱水および樹脂置換。よるにpostembryonic developmentについて文献調査。120年前くらいのドイツ語文献を英語に訳して読んで知見を得る。

12.26 午前中実験所の定期清掃、それから1例幼虫の輪切りを夕方までやる。これは大変な作業だ…夜に樹脂包埋。

12.27 午前中飼育している動物(イモリ、コクワガタ、クロゲンゴロウ)の越冬体制を整え、postembr. dev. や器官形成の論文を見る。ちょっとBOSSと議論する。昼に構内を散策。文献調査。校閲依頼をしていたD論が返ってくる。Mycology lab.メンバーらと山を下りて中華料理を頂く。

12.28 仕事納め。荷物を実家に送ったり、BOSSにD論について相談したりする。動物を冬眠させ、切片切りに使う加湿器を掃除する。午後D論を直したり簡単な事務作業を行い下山。

12.29 高校の忘年会に参加。某取材について話したりする。

12.30 眼鏡のレンズ交換、衣類のアップデート。

12.31 午前中鳥見兼双眼鏡チェック。都内某所でコンタクトレンズの10年ぶりの導入を果たす。某店で中古のドイツ製双眼鏡を実際に見せていただき知見を深める。さらに某所の家電量販店で高級双眼鏡を覗き比べたりカタログを一式入手したりして満足する。戻ってきて暗くなるまで鳥見兼双眼鏡チェック。タシギとバンが初見。

1.1 昼に出かけてごあいさつをしに行く。

1.2 午前中に水族館に行くなどする。その後鶴見に移動しなぞのつきたて餅振る舞いイベントに遭遇し餅を入手。鶴見線海芝浦駅・南武支線浜川崎駅を回るプチ鉄分補給を行い、ごあいさつその2。地元の神社で初詣。

1.3 昼前まで休む。それから某中古品店をめぐったあと鳥見。おそらくオオタカの幼鳥が飛んで行ったほか、1年ぶりのチュウヒも見る。

2018年は前半はTEMおよび肥厚漿膜細胞論文、後半はD論で忙しい1年でした。2019年はいろいろ肩書が変化する予定なのでなんとかうまいこといってほしいものです。  


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2018年12月21日

2018. 11. 19-12. 21の人生

11.19 AM D論直し、本文、図版、レジェンド。PMも引き続き直し。夜referenceチェック。いろいろ恥ずかしいミス出てくる。アルファベット順が違うとか、-sが抜けているとか、中国人の氏名を逆にしているとか・・・これらはすでに投稿済みの論文に反映されているのでいたたまれない。

11.20 AM D論印刷→BOSSに投稿→車を預けに行く。PM、住んでいる建物に飛んでくるカワゲラがなんであるか調べようと思い至る。その後切片を観察してmidgutの観察。見るべきところはこのあたりだろかと目星を付ける。指導教員が書いたスケッチを拝見し、器官形成の道のりの果てのなさを感じる。

11.21 AM 切片観察。連続切片の撮影をしたら3時間かかる。午後もやる。40倍の対物レンズだと微妙に胚がはみ出て悲しい。夕方英会話。

11.22 AM 樹脂ブロックのトリミング。昼食後までかかる。その後3年前に作ったクロス切片を準薄切。ある対応。夕方、後輩の発案による私お疲れ様会が行われ、信州産ヒレ中を堪能する。そして日本酒。

11.23 ゆっくり出所。染色とKOH調整。午後スケッチを始める。スケッチといっても論文に載せるかどうかはあまり考えておらず、自らの観察眼を養うための修行という位置づけである。

11.24 AM KOHに例のカワゲラの腹を放り込んでおいたのだがガラス容器のふたがどうしても開かず破壊して取り出す。クチクラ標本は溶けすぎて扱いにくく失敗した模様。PM同期と隣村の資料館に出かけて特別展の見学。たてものがとても寒い。かつての在郷者の研究の様子を垣間見る。

11.25 AM買い物。PMに例のカワゲラの再チャレンジ。カワゲラの同定には腹部末端部の形態が重要であることが多いため、そのスケッチとやらをやってみる。生物顕微鏡10倍対物レンズで何とかなる範囲に収まる。スケッチしたこととちょうどよい具合のクチクラ標本に仕上がったこともあり、例のカワゲラはアサカワオナシカワゲラとわかる。あわよくば未記載種(記載分類を行うモチベーションになりえる)などと考えていたがわりとどこにでもいそうなやつっぽい。その後切片のスケッチ。

11.26 AM実験所で出しているコラムの原稿を考える。100年前長野でカワゲラが害虫だった頃の記録を書こうと思ったが、それには大正時代にかかれた日本語文献をたどる必要がある。しかしそのreferenceがどうしても出てこなくて、断片的な情報からなんとなくあたりをつけ複写依頼。PMトワダ1例幼虫のスケッチ。標本が透明になりすぎて構造の境目が判別しがたい。その後切片を見ながら腹部付属肢のスケッチ。後輩のスライドチェック。3時間くらいいろいろ議論する。夕食後も流れで1時間くらい話す。スケッチの続きをして帰る。

11.27 AM 切片で後腸スケッチ。M1の研究内容のセミナー。自分の質疑応答のスキルが若干上がった気がする。まあ彼らの研究もここに来たときからずっと見ているということもあろう。午後D論提出書類について。切片観察。

11.28 AM消化管や中胚葉をスケッチ。PMスケッチ→英会話→某対応。

11.29 AM消化管スケッチ。D論返却。午後からD論直し。夜改訂版の印刷。

11.30 1日D論直し。夜、研究室出身の先輩方や先輩研究室の学生たちと夕食。なかなか楽しいひと時であった。その後後輩スライドチェック。

12.1 実験所でセミナー。私は参加せず夕方までD論最終チェックおよび印刷・製本。仮綴じを5部製作したころにはセミナーも終盤。片付けして懇親会に出て2次会。

12.2 AM片付けおよび研究室関連の人たちと談笑。昼代車のタイヤ交換。その後D論提出のため下山。

12.3 AMD論仮綴じの提出。出版に関する懸念がいくつかあったが問題なさそうということで無事に終わる。肩の荷が下りた気分。秋葉原に出て双眼鏡をみたり鳥の雑誌を買ったりする。翌日午後までやすみ。

12. 4 夕方戻ってきて自炊。南半球のことも進めていこうといわれる。

12.5 某コラム、結局複写依頼に失敗し(カワゲラの言及なし)違うテーマでコラム作成。午後消化管スケッチ。英会話、のちスポーツ大会。バドミントン、ミニバスケ、リレーをする。とても疲れたがD論のストレスがだいぶ発散できた気がする。

12.6、7 某取材対応。内容は秘密。そのうち何らかの媒体で紹介される見込み。カワゲラ採集。

12. 8-10 やすみ。D論解放のはずみでZeiss 8x30 GA Dialyt Olivを落札。インフルエンザ罹患疑惑。

12.11 AMカワゲラチェック。休んでいたこともあって卵がだいぶダメになっている。ドクター・修士の進捗報告的なゼミ。PMクロス切片。夕方自炊。夜文献調査。Olivがとどく!いい感じ。

12.12 コラム直し、取材関係の対応。カワゲラ採卵。切片染色。19時ごろまで切片を切る。そして取材対応。

12.13 カワゲラチェック、切片、業績、来年12月に国際学会参加の可能性、切片切片でも体調悪い。熱は38度越え。

12.14 AM病院へ。途中沢に車がひっくり返っている、オフロード車ぽい見た目だが過信したのかもしれない。私はインフルエンザ。切片を切り続ける楽しい時間はこうして中断を余儀なくされた。

12.15 1日寝てる。

12.16 ちょっと回復。ひまになってくる。自炊。双眼鏡について調べまくる。

12.17 けっこう回復。ひま。雪原を少し徘徊。

12.18 復帰しようと考えていたが朝起きたら右眼の奥が痛すぎて何もできずあきらめる。午後は代わりに左眼が痛くつらい。

12.19 やっと復帰。染色途中で止めていた切片を染める。作業についての新知見。並行して各種アップデート(ピンセット研いだり試薬調整)。切片を中断したので別の研究の始動という感じで、卵塊の記録やメス成虫の解剖に着手。3回目でこつをつかむ。中断中に伊予の後輩が修行に来てたので電顕観察の様子見をしたりする。科研費のこと、英会話。

12.20 AM科研費の試行錯誤。何とか使いきれそうだ。PM解剖。2匹失敗しストック無くなる(固定標本だとうまくできない)。午後、降ってわいた事案がありそのための書類準備。私は望んでいないこと、事案に採択されない可能性が高いこと、今年度から提出書類に膨大な手間が孵化されたことなどがやる気をゼロにする。夜は文献調査。

12.21 AM卵のカウント。それから採集に出かける。トワダオナシカワゲラはほぼ終末期でミヤモトクロカワゲラ?が出始める。午後はずっと学生連絡会。やっぱ人数が増えると議論がまとまらず時間が無限に消費される。夕方から忘年会。病み上がりなのでお酒なしで食事を楽しむ。実験所に戻って校閲から戻ってきたD論をチェックするがほとんど手が付けられておらずすぐに終わる、
  


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